円高

Posted on 8月 29, 2010 at 5:47 pm in

今週からハンガリーは一気に秋モードになりそうです。最高気温も20度を超えない日が続く見込です。本日の天気は綺麗な青空で爽やかなのですが、外に出るとかなり肌寒くて長袖が欲しいくらいに感じてしまうくらいです。もう露天風呂はガウンでもないと寒いかもしれませんね。

話は変わりますがこの所の円高は凄いです。ユーロ・円は110円を切るレベルが続いているのが信じられません。私が欧州に来た時のユーロ・円は155円くらいでしたので約3割下落してしまったことになります。

私の場合ハンガリーでの給料はユーロでもらっています。ハンガリーではそれをハンガリーの通貨のフォリントに替えていますが、ユーロ・フォリントは対円に比べれば為替の変動はかなり小さいのであんまり影響はないです。ただフォリントも対円で見るとやはり30%は下落している感じです。

ユーロ&フォリントはこちらで使っている分には円高は関係ないのですが、日本円に戻そうとするとエラク損した気分になります。どうしてもユーロが160円の時代を知っていますので、それと比較してしまうからです。こちらで貯まってしまったユーロはユーロのままじっと我慢して持っているしかないのでしょうか。通貨は不安定なので”モノ”に替えた方がいいかな?高級ワインとか・・・。(笑)

まあ、いずれにせよ現在の円高がいつまでも続くわけがないので、いつの日か数年前のレベルまで戻ることになると思います。日本のマスコミ報道を見ていると相も変わらず声高に円高不況を煽っていますが、ああいうネガティブな報道ばかりして何か良いことがるのでしょうかねえ?国の価値が上がり、輸入品も安くなるので、たくさんメリットもあると思うのですが。

Milano(ミラノ)

Posted on 8月 26, 2010 at 11:41 pm in

スイスで大盤振る舞いをしてしまった後は質素にイタリアの北部を廻りました。(笑)まず訪れたのはスイスの国境を越えると割りと近いところにあるMilanoです。ミラノはイタリアきっての大都市で、他のイタリアの都市と比べると随分近代的と言って良いかもしれません。

本当はかの有名なレオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」を見たかったのですが、何と2ヶ月先まで予約でいっぱいで残念ながら見ることができませんでした。例のダビンチ・コードがヒットしてから訪れる人がかなり増えてしまったようです。私は随分前に修復中の時に見たことがあります。

ミラノは大都会過ぎてローマなどに比べると、あんまり見るところはないようです。取りあえずは有名なドゥオーモを見に行きました。初めて見た時は大きな教会だなあと思いましたが、ヨーロッパに来て幾つもの巨大な教会を見てしまいましたので、そんなに大きな教会には見えなかったのが不思議です。慣れってのは恐ろしいものです。

ドゥオーモの近くにある「ガッレリア」です。まあ、100年以上の歴史のあるアーケードといった感じで、なかなか雰囲気は良いです。Kumagary家には縁のなさそうな高級っぽいお店がたくさん並んでいました。(笑)

その中で縁がありそうなのがマクドナルドでした!このマクドナルドはかなり立派です。ブダペストのも立派ですが、ミラノのも引けをとりません。かなり高級感が溢れてしました。さすがですね。

ミラノでの楽しみは観光よりも食事でした。事前に調べた限りではミラノには意外にもたくさんのシーフードレストランがありました。その中でウニのパスタを食べさせてくれるというお店がありましたので、楽しみにして訪れてみました。迷いながら何とか探し当てましたが、何とそこは夏期休暇中でした!残念!

気を取り直して、もう1軒リストアップしていたレストランへも地下鉄を乗り継いで行ってみました。すると何とそこも夏休みでした!これは非常にショックでした。お店のHPには休みとか一切書いてありませんでしたからねえ。イタリアのレストランは8月は休みが多いとは聞いていましたが、こんなに休んでいるとは思いもしませんでした。

観光客向けのレストランは開いていましたが、地元客がメインのレストランはお客さんも休みを取るので一緒に休んでしまうのでしょうか?それにしても1ヶ月丸々お休みってのが凄いですね。リストアップしたレストランは他にも幾つかったのですが、これ以上歩き回るのが辛くなりましたので、直ぐそばにあった”タイ料理”のレストランに衝動的に入ってしまいました。(涙)このタイ・レストランの味はまずまず美味しかったのですが、わざわざミラノまで来てタイ料理を食するというシチュエーションにちょっと泣けました。8月のイタリアは要注意ですね。

8月も後半ですか

Posted on 8月 22, 2010 at 2:16 am in

早いもので8月も後半戦に突入です。ブダペストの天候は日がさして天気がよければ日中は30度を越えて暑いですが、朝晩はすっかりヒヤッとすることも多くなりました。夜はコオロギもどきの虫が鳴いています。日もどんどん短くなってきており確実に冬の到来が近いことを告げています。

ハンガリーの秋はすごく短くて夏から一気に冬になるイメージがあります。半袖で楽勝で過ごしていた時期から1ヶ月後には長袖にジャンバーが必要になります。(涙)8月は確実に夏だと思いますが9月が微妙ですね。夏の味方なのか冬の味方なのかはっきりしろ!と言いたいです。(笑)基本的には秋を担当しているのでしょうが。

これから毎日毎日確実に日が短くなっていくのかと思うと正直憂鬱になります。またあの暗くて寒い冬が来るかと思うとぞっとします。私は昔から冬が大嫌いなのです。北国育ちなのですが、とにかく寒いのが苦手です。

本日もハンガリーの温泉に行ってきましたが、大勢のお客さんで賑わっていました。かなり地方の温泉なのですが、お客さんでいっぱいでした。オーストリアが近いということもあり、オーストリア人も多かったのかもしれません。それにしても日曜日に家族全員で温泉に来て一日のんびり過ごすってのがこちらの人の生活習慣なのでしょうかね。

本日訪れた温泉は濃い目の食塩泉でした。かなりしょっぱいです。ぬるめの温泉でしたが長時間浸かっているとかなり疲れるものでした。高齢の方が、のんびりと長い時間お湯に浸かり続けていましたが大丈夫なのでしょうか?私は情けないことにかなりヘロへロになってしまいました。でもとっても心地良かったです!今でも体中から何とも言えない温泉の臭いが立ち昇っています。(笑)

今回はハンガリー西部の初めての温泉でしたが満足度はとても高かったです。今まで何故か東部&南部中心の湯巡りでしたが、西部の温泉も素晴らしいですね。また課題が増えてしまったようです。(笑)

Matterhorn(マッターホルン)

Posted on 8月 19, 2010 at 9:45 pm in

スイスの3日目はかの有名なマッターホルンを間近で見るためにZermatt(ツェルマット)に行ってみました。ツェルマットは日本人には大人気の観光地で日本人旅行客を嫌になるほど見かけました。登山電車の案内に日本語バージョンもあるのにもびっくりです。

ツェルマット自体は標高1、620メートルに位置するマッターホルンの麓の方にある観光都市です。駅前はホテルや土産物屋さんが軒を連ねており、観光客も大勢歩いてまるで夏の時期の軽井沢の賑わいのようです。

そして今回のKumagry家の旅行の宿泊はツェルマットではなく、ツェルマットから登山電車で登った終点にあるGornergrat(ゴルナーグラート)にある山岳ホテルでした。この登山電車の乗車賃が物凄く高いのには泣けました。

ゴルナーグラート駅は標高3、089mのところにあり、宿泊した3100 Kulmhotel Gornergratはその名前のとおり3,100mの高さにあるホテルです。山岳ホテルなので山小屋に毛の生えたチープな造りかと思っていましたが、エラク立派なホテルでびっくりしました。よくもまあ3,100mの高さにこんな大きな建物を建設できたものだなあと感心しました。

訪れた日は残念ながらガスがかかっており、展望はまったく駄目でした。前日のアイガーが好天に恵まれただけに残念でした。それでもホテルの下にある氷河や荒々しい雪を抱いた周囲の山肌は見ることができました。

さすがに3,000mを超えているだけあり悪天候の中外に居ると8月でも肌寒いです。ホテルの裏にある展望台をうろうろしてから、ふと下を見ると野性の鹿が来ていました。こんなところにも居るんですねえ。何かわかりませんが一生懸命舐めているか飲んでいました。

実はこのホテルは1泊2食付のホテルだったのですが、料理の写真を撮るのをうっかり忘れてしまいました。(笑)料理はドイツというよりはイタリアに近いような気がしましたが、実はよく覚えていません。(汗)夕食の席では日本人家族を5組は確認できました。

それとこのホテルの部屋の番号が面白かったです。すべて周辺の山の標高が部屋番号になっているのです。なので4015とか3199とか中途半端な部屋番号でしたのでエラク覚えにくかったです。インターネットも快適に接続でき、3,000mの山の上にいるという感じは全くしませんでした。ただKumagary家の私以外のメンバーは高所のせいで体調が狂ったようで、頭が痛いとかだるいとか軟弱なことを言っていました。私のような一番年嵩のおっさんが元気なのが情けないです。

翌朝はマッターホルンの雄姿を見るべく早起きしました。5時半ごろに起きるとまだ外は薄暗いものの、何と晴れているではありませんか!6時になると部屋の窓からもバッチリとマッターホルンが見えました。やっぱりKumagary家は普段の行いが抜群に良いのかもしれませんね。

フリースと薄手のジャンバーを着て外に出てみました。私以外の家族はダウンして寝ていました。前日は雲が垂れ込めてホテルの周囲を取り巻く4,000m級の山々は見ることができませんでしたが、この朝は一部雲がかかっているもののかなり良く見ることができました。

やはりマッターホルンが素晴らしいですね。1時間ほど粘ったのですが必ず雲が被さっており完全な姿は見ることができませんでしたが、アイガーとは異なり単独峰なので絵になりかっこいいです。ラッキーなことに朝焼けに映える写真もちょこっとだけ撮れました。

しかし7時を過ぎるころにはガスが立ち込めてきて視界がぐっと悪くなってしまいました。前日よりも更に条件は悪くなり、まったく周りは見えなくなってしまいました。しかも雪まで降ってきて大荒れとなりました。これだから山は怖いですね。

という訳で早起きは三文の徳の諺どおり、マッターホルンの雄姿を直接見ることができたのはKumagary家では私だけとなってしまいました。(ちょっと自慢)それにしてもマッターホルンを見るチャンスがありながら、見ないまま帰るなんて情けないですね。

ところで朝の早い時期の登山電車で駅へ到着したのは大勢の日本人観光客ばかりでした。悪天候の中ご苦労様と言いたい所ですが、その数が半端でなく多く辟易してしまいました。私の宿泊しているホテルへお土産を買いにわんさか押し寄せて来たのです。団体旅行で気を使わないせいなのか、中国人の団体客並みのうるささでした。もうちょっと静かにしてほしいです。

今回のスイスの旅は和風温泉旅館・アイガー・マッターホルンとかなり贅沢な観光コースでした。(笑)いずれも私はもう2度と来ることはないと思いますが、さすがに人気の観光地だけあり満足度は高かったように思います。スイスは日本と同じような山国なので木造の建物が多いためか、なんとなく親しみを覚える風景が多かったように感じました。

ツェルマットの街中を散策していたら、日本の共同浴場のような木造の小屋を発見しました。どうみても私には湯小屋にしか見えません。ここから温泉グッズを持った人が出てきたら腰を抜かしたかもしれません。(笑)

余談ですがスイスではスバルの車を多く見かけました。(他のヨーロッパの国に比べて)スバルの販売店も結構見かけましたので、冬道に強いということでスイスでも売れているんでしょうかね?

Eiger(アイガー)

Posted on 8月 18, 2010 at 2:11 am in

スイスの2日目は有名なEiger(アイガー)を一目見ようと出かけてみました。宿泊はMürren(ミューレン)という小さな村でアイガーが良く見えるスポットです。アイガーといえば小説や映画で北壁の登攀が超有名ですね。アイガーはオーバーランド三山(ユングフラウ:4,158m、メンヒ:4,107m)の一つで3つの山が並んでいます。意外にもこの三山の中で一番高い訳ではないようです。アイガーの標高は3,975 mで左側の山になります。

Kumagary家が訪れた日は幸い天候に恵まれ名峰アイガーは麓からもミューレンからもばっちりと見えました。せっかくここまで来て雲海だけ見て帰ったのでは洒落にならないですからねえ。やはりこういう時は普段の行いが物を言うようです。(笑)

アイガーそのものは三山の左端にあり標高も一番高い訳ではないので、写真を撮るのにちょっと工夫がいります。ミューレンからだとユングフラウとその手前の山が正面に見えてアイガーの雄姿をなかなか捉えることができません。

天気も良かったので、ミューレンからハイキングコースにチャレンジしてみました。とは言っても行きはミューレンからケーブルカーで上に登り、帰りはハイキングコースを降りてくるだけでしたが。

ケーブルカーで登った先は公園になっていました。カウベルを付けた牛がたくさん放し飼いにされおり、のんびりと草を食べていました。カランカランという牛が歩くたびに鳴るベルが高原に響きとてもいい雰囲気です。ここはかなりの標高のはずですが、こんな高地でも牛の放牧を行っているんですね。残念ながら花の季節は終わったばかりのようで、お花畑は枯れた花が多かったです。

それにしてもここから見るアイガーの勇姿はなかなか素敵です。わざわざブダペストからミーハーとして来た甲斐がありました。高原を駆け抜ける山の風も心地よく、空気も美味しかったです。ただ夜中には嵐が来て雷鳴がとどろいていました。山の天気は怖いですね。

夕食は珍しくホテルにあるレストランで取りました。本場のスイス料理を食べるのははじめてでしたが、ここはドイツ料理?に近いような感じがしました。スープとハムが美味かったです。

スイスと言えば有名なチーズフォンデュも食べてみました。本場のチーズフォンデュは初めての体験でしたが、Kumagary家の評価はイマイチでした。ちょっとアルコール分が強めな感じがしました。

ハンガリーの新しい高速道路(M6とM60)

Posted on 8月 15, 2010 at 12:37 am in

本日は久しぶりにハンガリーの温泉に行ってきました。実は今回は珍しく温泉はオマケでハンガリーの高速道路がどこまで伸びたのか確認のため行ってきたのでした。このところ幾つかの新しい高速道路が完成しているようなのですが、ハンガリー語のニュースがわからないため実際に行ってみないと本当に開通したのかどうか分からないからです。ハンガリーの工事はいつ終わるのかさっぱりわかりません。

私が知っている新しい高速道路はM3のGodolloインターからM0経由で空港まで伸びるM31です。つい最近開通したばかりです。M5とM7の間にあるM6は少なくとも2年前まではブダペストから50km位のところまでしか完成していなかったと思います。その先は一般道路だったはずです。2年前にPécs(ペーチ)の先まで一般道を怖い思いをしながら運転したことがあります。とにかく一般道は車同士の追い越し合戦が凄くて落ち着いて運転ができません。

実はこのM6の完成予定先には私が大好きなワインの里のVillány(ヴィラーニ)と硫黄泉で有名なHarkány(ハルカニー)温泉があるのですが、とても一般道を運転して日帰りで往復する元気はありませんでした。なので行きたかった割にはなかなか行く機会がありませんでした。次のハンガリーの連休中にVillányに宿泊してワインを堪能しHarkány温泉にもゆっくり浸かるという”おいしい”プランを考えていたのですが、残念ながらVillányのホテルが満室で実現できませんでした。(涙)

ところがM6がPécsまで完成したらしいという情報をどこかで読んだかした記憶が蘇り、ダメもとでどこまで行けるか試しに行ってみることにしました。こちらの地図とかネット上の地図情報ではまだ繋がっていないことになっていました。勿論GoogleMapでも完成していないことになっています。

M0からM6へ抜けるといきなりPécsまで**kmとあっさり出ているではありませんか!これはひょっとして本当に繋がっているのかと思い、本気モードでドライブしました。案内板を見ていく限り間違いなく繋がっているようです。ラッキー!しかし私のカーナビ君は50km時点で完全に案内を放棄しました。(笑)

ブダペストから200kmくらい行ったところで突然トンネルが現れました。隣国のクロアチアやスロヴェニアでは当たり前の光景ですが、私にはハンガリーの高速道路でトンネルに出会ったのは初めての経験のような気がします。ナントいってもハンガリーにはトンネルを掘らなければいけないような山はほとんでないのですからね。実際にこのM6もほとんどが平坦な直線の道路が多いです。その割には110km制限があるのが理解できません。

そんなこんなで高速道路はブダペストから完全に繋がっており途中からM6からM60に枝分かれしてPécsまで行くことができました。そして何とPécsへの途中にあの聖地Villányと書かれたインターチェンジまであるじゃないですか。これにはびっくりです。ブダペストから2時間でVillányにまで来れるとはマジで驚きです。楽勝で日帰りできます。(笑)

と言う訳でせっかくここまで来たのなら何がなんでもHarkány温泉に行かなければいけないぞと自分に言い聞かせ、Harkány温泉に向かいました。本当は今日は行けないだろうなと思い、カーナビにHarkány温泉の住所はセットしてきませんでした。しかし不思議なもので迷うことなく目指す温泉に着くことができました。何故か私は日本に居る時からこういう時だけ勘が働くという不思議な能力を持っているのです。(笑)

Harkány温泉は別途レポートしますが予想に違わぬ素晴らしい硫黄泉でした。このBlogを書いている今でも私の身体から硫黄臭が発散しています。私は硫黄の臭いが好きなのでいいですが、嫌いな人にとっては迷惑になるくらい臭いの付きは良いです。(笑)今回の探索でVillányにには気楽に日帰りで行けることがわかりましたので、次回はBockで昼食をとりしこたまVillányのワインを仕入れてきたいと思います。

割烹温泉旅館兎山

Posted on 8月 14, 2010 at 12:27 am in

凄いタイトルですが、実はあのスイスにあるれっきとした温泉旅館の名前です。JSTVを見ている方ならご存知だと思います。(笑)以前からとても気になっていましたが、宿泊料金がかなり高額なのでKumagary家には縁がないものと思っていましたが、ドナウ川に身投げしたつもりで思い切って宿泊してみることにしました。(爆)

この割烹温泉旅館兎山はチューリッヒの近郊にあります。ブダペストからだと1,000kmちょっとの距離です。今回は10時間かけて一気にブダペストからこの旅館までドライブしてしまいました。さすがに千キロを超えるときついですね。(苦笑)この兎山はネットで調べても宿泊記は何故かあんまり出てきません。Blogにいちいち貧乏臭い旅行記を書くような人は宿泊しないのでしょうか?

珍しくナビの案内するまま迷うことなく旅館につくことができました。名前はこてこての純日本風ですが、外観はさすがに洋風でした。日本食のレストランが併設されており実はレストランがメインで旅館部はサブなのかもしれません。チューリッヒといえばスイスの金融の中心地ですので、お金持ちがたくさんいそうですからね。

旅館は小高い山の中腹にあり廻りは牧場です。見晴らしもよく遠くにアルプスの山々が見えます。環境的にはなかなか良い場所にあると思います。ただ牧場があるためこの夏の時期はハエが多く飛んでおり、窓をあけると部屋にも入ってくるのが難点といえば難点かもしれません。

今回宿泊した部屋は和室と洋室がある”スウィート”(なんて響きのいい言葉でしょうか!一度でいいからBlogで書いてみたかったのです)でした。想像していたよりずっと広く贅沢でした。和室が3部屋+洋室1部屋+バスルーム+専用サウナ+部屋付き露天風呂でした。うーん、なんという贅沢!

それにしてもスイスの山の中に来てこれだけ純和風の部屋にいること自体が不思議な感じがします。何でも日本の高名な方が設計に関与した由緒正しい和風の造りらしいです。私は日本でもこんなに立派な純和風旅館には宿泊したことがありません。

部屋もそうですがナントいってもここの旅館に来ると和服を来た女将さんがお迎えしてくれるのが凄いですね。仲居さんも勿論和服でお世話してくれます。この旅館には日本人がたくさん働いている感じです。しかしここまで正統派の和風にこだわっているのはオドロキですね。

一応ここは温泉旅館ですので勿論温泉もあります。部屋のテラスに部屋付きの露天風呂があります。私が訪れたときはフタがしてありました。残念ながらお風呂自体は洋風のものでした。木造のお風呂だったら狂喜したのですが、それはあまりにも贅沢なのかもしれません。

この露天風呂からの眺めもなかなか見事です。眼下に牧場と遠くにアルプスがうっすらと見えます。抜けるような青空のもと、のんびりとお湯に浸かるのは悪かろうはずがありません。ただあまりに見晴らしがいいため牧場側からも丸見えかもしれません。ただどうしても誘惑には勝てず、仁王立ちしてしまったのは内緒です。(笑)

肝心の温泉は無色透明のあっさりしたもので、臭いはかすかに温泉臭がしますがあまり特徴のないものです。残念ながら全力で加熱循環ろ過されています。ただ入る人数が限定されていることもあってかお湯がそのものは、それほど劣化したという印象はありませんでした。元々この程度の実力の源泉なのではないかと思います。

まあ、循環ろ過とは言え天下のスイスで貸切の温泉に入れたのですから文句はありません。恐らく食塩&芒硝系の温泉だと思います。浴後は身体がぽかぽかしてきます。そして部屋にある浴衣を着て、テラスでのんびりと山から吹き込んでくる涼風を浴びながら涼んでいると、ここがスイスだというのが信じられませんね。

さて、食事は和室でいただきます。ここの料理は京風懐石料理で一品一品、着物を着た仲居さんが部屋に持ってきてくれます。うーん、リッチ過ぎますかねえ。

今回は何をトチ狂ったのか一泊二食に付いていた食事よりもワンランク・アップグレードしたコースを頼んでしまいました。場違いなところに来てハイテンションになってしまったのかもしれません。京懐石「鞍馬」というコースでした。もう二度とない体験ですのでお品書き通りにアップしてみます。これがスイスの山の中で出てくるというのが驚きです。

箸染め
(冬瓜豆腐 蟹身 トマト 旨出汁 茗荷寿司 玉葱 黍真文 小茄子オランダ煮 蕨烏賊)

先付
(鱚の沼田 鱚 葱 長芋 辛子酢味噌)

椀盛り
(擂り流し冷汁 磯部豆腐 海老 茗荷 胡瓜 絹さや 胡麻)

向付
(刺身盛り合わせ オマール海老 炙りサーモン 貝割れ 鮪 鱸 妻 山葵 土佐醤油)

焼肴
(鯵塩焼き レモン 焼き豚 なめこ霙和え)

酢の物
(海鮮和え ホッキ貝 海老 烏賊 若布 葱 縒り人参)

進肴
(兎肉林檎包み煮 じゃが芋籠 鱸磯部揚げ パブリカ 美味出汁)

食事
(生姜ご飯 味噌汁 香の物)

甘味
(酒粕饅頭 林檎パイ ココナッツゼリー セロリシャーベット 果物)

さすがにどの料理も味は文句なしに美味しかったです。ただ私はお腹がいっぱいになってしまいメイン・ディッシュの兎肉は完食できませんでした。(涙)海なし国のスイスの山の中なので魚料理はどうかなあと思っていましたが杞憂に終わりました。海魚は全て地中海(スペイン)から取り寄せているそうで鮮度も申し分無しでした。ブダペストの日本料理屋さんで食べる魚よりも美味しく感じました。最後のデザートまで久しぶりに美味しい日本料理を食べたなあという充実感がありました。

朝食も朝からたっぷりと出ました。Kumagary家の普段の夕食よりも間違いなくリッチです。おかげ様でこの日の昼食は無しで済ますことができました。(苦笑)

さすがに大枚を叩いただけあって満足度は非常に高かったです。これだけのクオリティをスイスという環境の中で実現しているのは凄いと思いました。夕食は7時ごろ から始まりなんとデザートが終わる頃には10時になっていました。3時間コースです!早食いのKumagary家にとって今回はこれままでで最長の食事時間でし た。(笑)とにもかくにもこの夏のとても良い思い出になりました。

Vignette(ヴィニエット)

Posted on 8月 10, 2010 at 12:27 am in

昨日のエントリーでイタリアの高速道路の渋滞の話題を書きました。私の知る限りではイタリア、フランス、クロアチア、スペインは日本と同じように高速の料金は料金所で支払うシステムです。なのでインターチェンジ間の距離も長めで、しばしば料金所渋滞が発生します。

一方オーストリア、スイス、スロヴェニア、チェコ、スロバキア、ハンガリーはVignette(ヴィニエット)というシール上のチケットを買って車のフロントに貼っておくことで、高速道路を通行することができます。このヴィニエットは国ごとに適用期間は異なるもの(3日間、7日間、3ヶ月、1年間等々)が用意されており、これを買えばその国内の高速道路は乗り放題になります。まあ周遊券のようなイメージでしょうか。

私はこのヴィニエットの方が料金所のシステムよりずっと優れていると思います。なんと言っても使い勝手がとてもいいからです。間違ってインターチェンジから出てしまっても直ぐに入りなおせばいいし、ユーターンも簡単にできます。なにより料金所を作らなくていいので、インターチェンジも簡素なものを短い間隔で作ることができますので、インターチェンジでの渋滞は滅多に起きません。

ただ何カ国かを廻る出ると何枚もこのヴィニエットを貼らなければいけないので、ちょっと邪魔なことでしょうか。それと1週間だと微妙で帰りには期限切れになっており、また買いなおさないといけない場合もありそういう時は無性に悔しい思いが募ってしまいます。(笑)

今回の旅行ではオーストリア(10日間)、スイス(1年間)、スロヴェニア(7日間)のヴィニエットを購入しました。スイスは4日間しか居なかったのに1年分を買わせるとは相当なぼったくりだったかもしれません。(涙)ハンガリーもヴィニエットはあるのですがナンバープレートで登録するらしく特にシールはないようです。(本当にチェックしているのだろうか?)

日本でも高速料金の無料化の話題が出ていますが、あんなご立派なETCをつけるくらいなら全国一律1ヶ月で2,000円くらいのヴィニエットでも発行すればすっきりするように思うのですがねえ。いろいろ日本は利権が絡むので難しいのでしょうか。

8月のイタリアは鬼門?

Posted on 8月 8, 2010 at 2:19 am in

スイス&イタリアと廻ってきた夏休み第二弾も終了してしまいました。長いようで早かったです。今回も全て車で廻りましたが全走行距離は約3,300kmでした。これだけの距離を一人で運転し続けるのはちょっとしんどいですが、日本で同じ距離を運転するよりはずっと楽なのですから不思議なものです。日本ほど車が多くなく、渋滞も少ないからかもしれません。

渋滞が少ないなんて書いてしまいましたが実は今回イタリアで初めて大渋滞に巻き込まれてしまいました。(苦笑)パドヴァからトリエステまでの僅か100kちょっとの距離が大渋滞していて、何とここを通過するのに5時間もかかってしまいました。通常なら1時間くらいしかかりません。イタリアから東側へ抜ける唯一のルートのため、イタリアからバカンスのため脱出する人たちでエラク混んだようです。

大渋滞になった理由は事故も幾つかありましたが、ナントいっても料金所です。イタリアは欧州では珍しく?日本と同じように高速道路の料金は料金所で支払うシステムです。現金での窓口もありますが今はテレパスという擬似ETCみたいなのでゲートを通過する車が多いので、そんなに混まないのかと思いましたが全然違いました。この料金所の手前から10km以上の渋滞でした。

私は8月にイタリアを訪れるのは初めての経験でしたが、8月のイタリアはバカンスの月だというのをすっかり忘れていました。個人経営のレストランや商店は8月は1ヶ月丸々お休みということも珍しくないようです。今回の旅で行く予定にしていたレストランはことごとく夏休み休暇中でした。(涙)これにはホントにショックでした。私の場合イタリアに行くのは美味しい食事にありつくのが目的ですので、まじで参りました。

特に第一候補のシーフード系のレストランは全滅でした。ひょっとすると漁師の人たちも8月は漁を休むのでしょうかね?8月を丸々営業しないでもやっていけるというのはある意味凄いし、羨ましくもあります。個人経営のレストランは観光客相手ではなく、地元の個人客相手が多いからかもしれません。お客さんもこの時期はバカンスを取っている人が多いので、お店を閉めても実際はあんまり問題ないのかもしれませんね。8月にイタリアを食事目当で訪れる人は要注意かもしれません。

やっとの思いでイタリアを脱出してスロヴェニア経由のルートで帰りましたが何と、スロヴェニアでも大渋滞に巻き込まれてしまいました。(号泣)首都のリュブリャナの環状高速の舗装工事のためでした。スロヴェニアは車の交通量も少なく渋滞になるなんて予想だにしていませんでしたので、これは凄いショックでした。

通常こちらの高速道路の舗装工事は対抗側車線に1車線分の工事側車線を臨時に設け、車線数は減らさずに工事をするケースが多いのですが、今回は違いました。日本と同じように1車線を丸々工事に使い、片側のみを通行車線とするものでした。工事区間だけ急に直前で1車線になってしまいますので、さすがに交通量の少ないスロヴェニアでも大渋滞になってしまいました。

同じスロヴェニアでも他の工区の舗装工事は反対車線に仮の車線を設けていましたので、リュブリャナだけが特別だったようです。ひょっとして日本の工事会社が請け負ったのかと思い、工事会社名を探してみましたが見つかりませんでした。結局ここを通過するのに1時間以上もかかってしまいました。通常なら10分もかからないのですがね。プンプン。

イタリアのパドヴァ(ヴェネチアの近くです)を出発してからブダペストの自宅に到着するまでに最終的に11時間もかかってしまいました。トホホ・・・。約700kmの距離ですので通常ならば、7時間ちょっとで楽勝に着くはずだったのですがねえ。いやあ、ツイテないときは何をやってもダメですね。

余談ですがフィレンツェのウフィッツィ美術館でばったりブダペスト在住の日本人駐在員ご家族(他社)に出会いました。昨年はナポリの町でばったり私の勤めている会社の同僚(ハンガリー人)に会いました。意外に世の中って狭いですね。(笑)

夏休み

Posted on 8月 3, 2010 at 12:39 am in

今週は夏休み第二弾をとっています。本日は何とスイスの標高3,100mにある山岳ホテルから投稿しています。(笑)こんな山の上にいてもインターネットが快適に繋がるってのは凄いですね。今回は前半はスイス、後半はイタリアを廻る予定です。

昨日はアイガーの見えるミューレンというところに泊まりました。お天気がとても良くて運良く部屋からばっちりアイガーの勇姿を見ることができました。写真もたくさん撮れたのですが、デジカメとPCを繋ぐコードを忘れてきてしまい残念ながら今回のBlogではアップできませんでした。(涙)

本日はアルプスの中心部のツェルマットというところに滞在しています。ツェルマットの町から山岳鉄道で40分歩度登ったところにある、マッターホルンが正面に見える山岳ホテルに宿泊です。山小屋に毛の生えたしょぼいホテルかと思っていましたがえらく立派なのでびっくりしました。よくもまあ3,100mもある高所にこんな立派なホテルを作ったものです。

ただ本日は残念ながらガスがかかっており全くマッターホルンの勇姿は見ることができません。3,000メートルを越えていますので息が苦しいかと思いましたが、特にそんことはないようです。ただちょっとの階段を登っただけでもかなり息が苦しくなりますが、これは単に私の体力が衰えただけかもしれません。(苦笑)

せっかくスイスまで来てアイガーとマッターホルンの二大名山を見に来ましたので明日は晴れることを期待したいです。それにしてもスイスは物価が高いとは聞いていましたが、想像以上に高いのにびっくりです。財布にはやさしくない国ですね。

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