日常的な温泉

ついこの間まで私は温泉センターで日がな一日のんびりしている人を少々馬鹿にしていたかもしれません。一日同じ温泉てゴロゴロしていて何が楽しんだろうと思っていたのです。ところが実は今年になって自分も温泉センターに通って半日ゴロゴロするような温泉ライフをおくるようになってしまい、しかもそれが意外にも楽しいと感じてしまったのです。このようになるとは夢にも思っていませんでした。私のことをもう”温泉マニア”とは呼ばせませんよ!(笑)

自宅の近くには幾つか新興の温泉センターがあるのですが、通いたくなるほどの施設はありませんでした。ところが自宅から30キロくらい離れたところにある施設を訪れたところエラクく気に行ってしまい月に1~2度の頻度で通うようになってしまったのです。勿論源泉の使い方もよく泉質的にも良いのですが、いろいろと取りそえられた細かい設備がとても好感の持てるものでついつい訪れてしまうのです。まあ今年は昨年に比べると温泉に行く機会が激減してしまったとうこともありますがね。

頻繁に通っている温泉は国立市にある国立温泉です。ここは新興温泉で大型スーパーと同じ施設にある典型的なコジャレ和風風味の施設です。ここを訪れたきっかけはアブラ臭がかなりするというネットの書き込みを偶然見つけて思わず行ってしまったといういつものパターンでした。(苦笑)

源泉の張られてるのは露天風呂のみで100%掛け流しの浴槽もあり嬉しくなります。ただ期待していたアブラ臭はそれほど強いものではありません。日によって微妙に臭いは異なるのですが臭素臭をベースにした臭いで、たまに揮発系アブラ臭がツンと香るときもあります。そしてぬるつる感のある肌ざわりのいいお湯がとても心地良いです。湯口付近では気泡もくっつきアワアワになります。これはスバラシイですね。津軽平野の温泉みたいと言うと褒め過ぎかな。

いずれにせよ新興温泉としての泉質のクオリティはかなり高いのではないかと思います。そしてこの施設には露天の一角にトドコーナーがあるのです。横になってるいると源泉が体の下を流れていく仕組みになっており、これがとても気持ちがいいのです。ただトトになっている人がぞろりと並んでいるのを見るのは気持ちのよい光景とは言えませんが。

もう一つのお気に入りは内湯にあります。内湯は全て温泉ではありません。ただの水道水です。しかしその中に人工の炭酸泉がありこれがまたすごく気持ちがいいのです。人工の炭酸でしかも温泉ではないと知っていても、払っても払っても強力に体にまとわりついてくる気泡の魔力にはかないません。こういうのに満足していてはイカンと思いつつも1回に30分くらいは浸かってしまいます。トホホ。

そして源泉と人工炭酸泉で満喫した後は休憩室で漫画を読むのです。(爆)リクライニングチェアでリラックスしながらOne Pieceを読みあさります。ここはかなりの数と種類のマンガ本が揃っており完全に読みきるには何年か通わないとダメなのではないかなあ。取り敢えず私はOne Pieceを読破したいです。

てなわけでお湯に浸かり漫画を読んでお湯に浸かりを繰り返しているとあっという間に半日が過ぎてしまいます。まあ、こういう温泉施設の楽しみ方があると教えてくれたこの施設に感謝です。願わくば自宅からもう少し近場にあるといいのですがねえ。

2 Comments