早乙女温泉


早乙女温泉 「早乙女温泉・健康の湯」 大人:700円   AM9:00-PM9:00
源泉名 :早乙女温泉(喜連川町大字早乙女字弥五郎2114)
泉質 :含硫黄-ナトリウム・カルシウム・塩化物泉
泉温 :64度C pH 7.53 成分総計 15,820mg/kg   (HS:13.3 H2S:3.8)
:薄緑濁 臭い :強硫黄臭+アブラ臭 :塩味      
 
念願の早乙女温泉に来ることができました。栃木は我が家からなかなか出てきにくい所で、いつも東北の実家へ帰省する時も素通りしていました。温泉好きの間では大変有名な温泉で以前から非常に気になっていました。さてお風呂は内湯×1です。内湯といっても天井の高い温室の中にいるような感じなので、半露天に近いです。
お風呂は20人は入れる石造りのもので、やや浴槽は浅いです。お湯が豪快に掛け流しになっており、常に浴槽からオーバーフローしています。お湯は硫黄臭が十分にあり、アブラ臭にも似た感じで青森県の新屋温泉に通じる強力なものです。お湯そのものの感触も申し分なく、入浴感は十分にあります。ただ湯口から出ているお湯が適温になっているので、加水されているのか熱交換でさましているのかなあ。

お湯が私にはぬるめなので、ゆったり浸かることはできますが、ガツンとくるほどでありません。個人的には「熱湯」「ぬる湯」の浴槽に分けて欲しいところです。お湯のインパクトは喜連川第二浴場の方が強いように感じましたが、大変素晴らしいお湯には違いありません。こんな素敵なお湯に毎日でも浸かれる喜連川の人たちが心底羨ましいです。私も近くに来たら必ず寄るようにしたいと思います。(2001/03/19/PM5:00)


久しぶりの栃木遠征で最後にとっておいた早乙女温泉に立ち寄りました。ここは裏切りません!スバラシイです!爆発するアブラ臭にくらくらきてしまいました。やはり、いいなあ。今回は帰りの時間も気にせず2時間ほど粘り、出たり入ったりを繰り返しました。夜の早乙女もいいですねえ。(右の写真)何ともシアワセなシアワセな2時間でした。仕上げに頭から源泉を何度もかぶり、アブラ臭ぷんぷんの状態で家路につきました。やっぱり温泉ファンは止められませんねえ!!(2004/02/28/PM6:30)

何度目かの再訪

早乙女温泉「貸切ログハウス」コテージ」(コテージ料金:2,000円(2H)+貸切風呂:1,000円(50M))

何度か早乙女温泉に行ってますが午前中に訪れたのは今回が実は初めてでした。(笑)相変わらずお湯は絶好調でスバラシイです。右側の綺麗な緑色のお湯なんて温泉好きには堪らないですよね!

でもね今回はいつも大音響でカラオケがこだましていて、うるさいなあと思っていた貸切ログハウスに行くのが目的なんですよ。だってそこには貸切風呂があるからなんです。ふふふ。

そんな訳で早乙女温泉にある貸切風呂についに入ることができました。以前からずっと気になっており、いつの日か入ってみようと計画していましたがようやく実現できました。(笑)

ここに入るためにはログハウスを貸切で借りないと入ることはできないのです。しかもそれとは別料金で貸切風呂の料金もかかり、結構費用はあかかかるのです。さて肝心のお風呂は内湯×1があります。別棟のログハウス群の近くに湯小屋はあります。

7〜8人が入れる木の浴槽に無色透明の綺麗に澄んだお湯が溢れています。日帰り用の大浴場も無色透明になることがあるようですが、ここまで澄みきった無色透明のお湯に出会ってしまうとはちょっとびっくりです。お湯はややぬるめで湯口から出てくるお湯もぬるめです。
かなり加水されて供給されているような感じですが鮮度感はかなりよく、とても新鮮なお湯を味わえます。加水されているとは言えアブラ臭は健在でうっとりするほどいい臭いを放っています。浴槽内でじっとしていると小さな気泡もかなりくっついてきてアワアワになります。早乙女温泉とアワアワとは全然結びつかなかったので少し感動してしまいました。
大浴場よりも大人しい感じの湯ですが、これはこれで大変スバラシイお湯だと思います。ある程度人数がまとまればお安くなりますので、アブラ臭好きの方は一度チャレンジしてみることをお勧めします。新たな発見があると思います。(2007/02/11/AM10:30)


(久しぶりの再訪)

今回の日本への一時帰国の〆はやっぱり早乙女温泉しか考えられませんでした。ここへ宿泊できるなら宿泊したかったですねえ。私の脳内温泉ランキングでは常にベスト10入りしている大物温泉ですからね。(笑)今回多分初めて割引時間以外に入浴しました。普通の時間帯での正規料金だと随分入浴料金が高いのですね。びっくりしました。でもまあ、お湯が素晴らしすぎるので許してしまいましょう。お湯は相変わらず緑味白濁のガツンとくるもので、お湯に浸かった瞬間これだこれだよ!と思わず唸ってしまいます。
臭いといい入浴感といい抜群に良いですね。ホントこの温泉は新興温泉にも関わらず(失礼!)お湯のクオリティの安定振りは抜群です。かつて同じ頃に採掘されたライバルの新興温泉が次々と源泉が枯渇していく中、この早乙女温泉の安定感は驚異としか言いようがありません。近くの喜連川第二源泉も往時のパワーは感じられないだけにそのレベルの高さが一層際立ってきているように感じます。こんな平地でこのような濃厚な硫黄系アブラ臭温泉があるなんて奇跡的なことのような気がします。しかも湯量が圧倒的に豊富というのもポイントが高いです。
今回もカランからあちちの源泉を桶に汲んで熊谷温泉タオルにたっぷりと源泉を染み込ませ後で、それを顔の上にかぶせ思い切り臭いを嗅ぎまくりました。(笑)何か犯罪行為を犯しているかのようなドキドキ感を覚えるほどの快感です。アブラ臭中毒患者にとっては踏み絵となるかのような行為といっていいでしょうか!(爆)早乙女温泉がデビューしてからもう10年以上になると思いますが、ずーっとこのクオリティを保っていて欲しいものです。(2009/2/21/PM4:50)

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