岡山県の温泉

真賀温泉「幕湯」

入浴料金:250円  営業時間:AM7:00-PM10:00
源泉名:真賀温泉
泉質:アルカリ性単純温泉
泉温:39.5度C pH:9.4 成分総計:151.7mg/kg (205L/M)
色:無色透明  臭い:微温泉臭  味:やや甘味

私の記念すべき?岡山県での第一湯です。有名な湯原温泉に程近いところにある真賀温泉です。真賀温泉は小規模な温泉地で幾つかの旅館が急な階段沿いにあります。

そして真賀温泉のお風呂ではやはり足元自噴の浴槽の「幕湯」が一番のお目当てです。階段を上りきった先に目指す「幕湯」はあります。入り口で入浴料金を払いいざお風呂へ向かいます。男女別の浴室と家族風呂もありますが、それらには目もくれず足元自噴の「幕湯」の浴槽へ直行です。(笑)

この浴室は岩造りと言うか岩をくりぬいた感じの浴槽で4~5人が入れる広さがあります。そして浴槽はかなり深くて1m40~50cmくらいはある感じです。浴槽の端っこの方には太い竹が立っておりそこから勢いよく温泉が吹き出ています。これは源泉が湧いているところに直接竹の筒を挿してお湯を出しているような感じです。そしてその筒が刺さっている岩の割れ目から時折ポロロローンと湯玉が駆け上ってきます。それほど頻度はないのですが上ってくる距離が長いので見ていてとても楽しめます。

お湯は無色透明のとろりとした浴感のお湯でぬるつる感もあり肌触りは申し分なく良いです。ほとんど立っている状態でお湯に浸かっていると小さな気泡が身体にくっついてきて次第にアワアワになってきます。ここの気泡は時間とともに少しずつ成長するタイプでとっても心地がいいです。とにかくお湯の新鮮さが十分に味わえ熟成された源泉のみが持つ芳醇さを楽しむことができます。これはいいなあ。

薄暗い中この深い浴槽で新鮮さ溢れるスバラシイお湯に浸かり、ぼけーっとしてお湯に身を任せていると心地の良いことこの上ありません。それにしても柔らかな感触のお湯ですが、浴後は汗がなかなか引きません。よく暖まるお湯でもあるようです。(2007/09/20/PM0:10)

(2011年の再訪)

真賀温泉「幕湯」に数年ぶりの再訪です。ここも以前訪れた時と全く変わっていません。これだけ変化がないのもある意味すごいかもです。

「幕湯」は相変わらずスバラシイです。新鮮でとろんとろんするお湯が溢れかえっています。この一帯に足元自噴泉はたくさんありますが、ここが一番かもしれません。永遠にこのお湯に浸かっていたくなるような心地の良さです。浴槽が深く狭いのが良いのかもしれません。(2011/04/29/PM5:00)

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