新潟県の温泉

咲花温泉「湯元館」

入浴料金:600円  
源泉名:咲花温泉6号#
泉質:単純硫黄泉 (アルカリ性低張性高温泉)
泉温:44.3度C 成分総計:831.5mg/kg (HS:12.7 H2S:2.3)
色:薄緑色透明  臭い:薄硫黄臭  味:薄硫黄味(卵スープ味

阿賀野川沿いに張り付いたように数軒の旅館がひっそりとある咲花温泉、雰囲気中々いいです。歓楽的要素はほとんど無く静養向きの温泉のようです。その中の1軒、温泉街の奥の方に位置する「湯元館」に入ってきました。こじんまりした旅館なので、お風呂も内湯×1で7~8人も入ればいっぱいになりそうな長方形の湯船です。

阿賀野川に面した浴室なのでガラス戸越しに阿賀野川の流れが間近に見られるので露天気分が味わえます。お湯はざーざーとかけ流しになっており、そこいらじゅうに白い湯の成分が付着しています。お湯の感じは、ほのかな硫黄臭がし、あっさりした感じもしますが、湯温が高いこともありぴりりとした感じもします。かけ流しになっている源泉と窓越しに流れる阿賀野川の急流を見ていると何とも良い気分になります。湯は月岡温泉をソフトにした感じですが、とても魅力的で宿泊するなら咲花温泉の方がいいような気がします。ここも気持ちの良い心温まる硫黄泉でした。(1998/04/29/AM11:00)

(2000年の再訪・宿泊)

再訪で今回は宿泊してみました。3階の部屋に通されて驚きました。正に目の前に雄大に流れる阿賀野川を見下ろす位置にあるからです。部屋からとうとうと流れる川の流れを見渡すことができます。

お風呂は相変わらず勢いよく掛け流しになっており、心持ち熱めでピリリと引き締まるお湯です。「佐取館」に比べ湯の濃さはないですが鮮度がすこぶる良く、入り心地の良い湯です。ところで咲花温泉の源泉はいくつあるのでしょうか?「佐取館」は2本使用しているような印象を受けましたが。

あまり濃いお湯ではないですが何とも心安らぐ気持ちの良い湯と浴室・浴槽です。黒い大き目の湯花がかなり多く舞っていました。宿泊したので何度も何度も時間の許す限りトドになりながら入浴しました。やっぱり湯量が多い温泉は気持ちが良いです!

今回は一人で宿泊しました。料金は1万円です。右がその料理です。まあ、ごく普通の旅館の料理です。もう少し地元の山菜や川魚でもあるといいと思いましたが。(2000/05/01/PM8:30)

(2012年の再訪)
入浴料金:600円  
源泉名:咲花温泉6号#
泉質:単純硫黄泉
泉温:50.2度C pH:7.8 成分総計:1,163mg/kg (HS:9.6,H2S:1.8
色:薄緑色透明  臭い:硫黄臭  味:硫黄味

咲花温泉へは何度も来ていますが、「湯元館」は久しぶりの訪問になりました。私が先咲花温泉が好きになったのはこの旅館のお湯に浸かってからなので思い出深い施設です。何となく宿全体が綺麗にリニューアルされた感じがし、ちょっとオシャレ系の旅館に変身したようです。お風呂は内湯×1です。

浴室浴槽は以前の記憶のままです。やや緑色を帯びたお湯が掛け流しになっています。ここのお湯はいつもは透明なことが多いのでちょっと新鮮な感じがしました。お湯は相変わらずちょっと熱めのもので浸かり心地はとてもいいです。

全然お湯は変わっていません。ここのお湯の鮮度はホントしびれるくらいにキリリとしたもので素晴らしいです。また宿泊してゆったりこのお湯に浸かりたくなりました。泊まると心置きなくトドになれますからね!(2012/11/24/PM3:30)

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