新潟県の温泉

塩の道温泉「サンセット中条」

入浴料金:500円  営業時間:AM9:30-PM9:00
源泉名:N22-2
泉質:ナトリウム塩化物強塩泉
泉温:75.度C pH: 成分総計:32,540mg/kg ()
色:薄黄色透明  臭い:ヨード臭+臭素臭  味:強塩味+薬味

新潟県北部中条町の中条勤労者総合福祉センター内にこっそりとある超秘湯モードの温泉です。本来町営の福祉施設のようですが、何故か小さいながらも温泉施設が付属しています。浴室は本格的な入浴施設と比べると大きくはないです。内湯×1で4~5人が入れる四角の浴槽があります。浴室に入るとまず異臭が鼻につきます。ゴムの焦げたような臭いです。不快になるほどではありません。お湯はとても熱く歯を食いしばりながら入りました。入っていると肌に薄く膜ができる感じがし、気持ちぬめり感もあります。ただ、それほど濃厚な感じはしません。なめると超しょっぱいです。 多分この温泉は今まで私が入った中で最高の成分総量を誇るもので、とにかく成分分析表を見てぶっ飛びました。数字の桁が間違っているのかと思いました。こんな温泉もあるんですね。とりたててすごいという感じはしませんでしたが、珍湯好きにはお勧めします。尚、隣に中条町農林漁業者トレーニングセンターという施設があり、その中にも同じ源泉を使用した入浴施設があるそうです。(1998/04/28/AM11:00)

(2000年の再訪)

隣の「ふれあい館」に入浴したついでに「サンセット中条」も再訪してみました。久しぶりに入りましたが、やはり狭い浴室にあの臭いが充満しています。浴室が狭い分だけ鼻にツンとくる臭いがあります。「ふれいあい館」よりこちらの方が薬臭さもあります。お湯は色も臭いも「ふれいあい館」よりは濃いです。黒い湯花も少し見受けられます。湯も熱いのでこちらの方が入浴感はありますが、「ふれいあい館」の方がゆったり入れます。こちらの方が狭くて窮屈なのですが、お客さんがひっきりなしにやってきます。結構根強いファンが多いようです。(2000/05/01/PM1:00)

(2012年の再訪)
源泉名:N20-4
泉質:ナトリウム塩化物強塩泉
泉温:74.0度C 溶存物質計:34,410mg/kg (Mg:92.9,Fe:1.7,Br:133.9,I:84.6,HS:2.2,H2S:0.5)
源泉名:N22-2
泉質:ナトリウム塩化物強塩泉
泉温:75.5度C 溶存物質計:33,210mg/kg (Mg:87.2,Fe:3.7,Br:129.2,I:82.5,HS:1.5,H2S:0.5)
色:薄黄色透明  臭い:ヨード臭+臭素臭  味:強塩味+薬味

直ぐ近くの「西方の湯」へは何度も来ていますが、こちらは久しぶりに訪れてみました。いつも「西方の湯」の魔力に吸い寄せられてしまい、なかなか立ち寄れなかったのです。一般受けする「ふれあい館」ができたにも関わらず、こちらの施設の方が好みと言う人も多いようです。

お風呂は内湯×1で以前と全く同じ浴室浴槽です。浴室内がサウナのようにやや息苦しい感じがします。その息苦しい浴室内にヨード臭と臭素臭がブレンドされたアブラ臭が漂っています。それほど強烈な臭いではないですが、私にはたまらなく良い臭いに感じられます。

お湯はかなり熱めでデフォルトでは50度を越えていましたが、止む無く水を投入して入りやい湯温に調整です。それでも結構熱めです。久しぶりにガツンとくる浴感のお湯で、塩の道源泉の良さを十分に味わうことができます。ここの源泉は「西方の湯」と兄弟分なのですが何本かある源泉を切り替えて使用しているようです。久しぶりに入りましたがここはやっぱりいいですね。(2012/11/25/AM10:00)

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