木賊温泉


木賊温泉 「河原の共同浴場」 宿泊者以外は寸志   24H
:無色透明 臭い :薄硫黄臭 :薄硫黄味   ケロリン桶
               
木賊温泉の有名な河原の共同浴場に行ってみました。この季節屋根付きの湯小屋になっていました。去年の台風で一旦流されたそうですが、今度はコンクリでかなり固めて丈夫な作りにしてあるようです。恒久的にこうなのかは不明です。脱衣所もあり、浴槽の中に入っている人たちに着替え姿を見せびらかせながら入ることになります。女性はここでの着替えは難しいと思われます。
右の写真は小屋の入り口です。木賊温泉に宿泊している人は無料ですが、それ以外の人は寸志を入れることになっています。
浴槽は2つに分かれており、入り口から近い方が温め、奥が熱めで源泉が注いでいます。いずれも石とコンクリで固められており、野湯的な雰囲気はありません。湯に浸かっていると川の流れはまったく見えません。湯の感触は井筒屋源泉とさほど変わらないような感じです。人がひっきりなしに来ているので、やや湯が汚れているような印象を受けました。深夜と早朝に行きましたが、連休中ということもありいつ行ってもとても混んでいました。こんなに混んでいるなら、私は井筒屋の素朴な湯小屋の方が断然好きです。(1999/05/04/AM5:30)


(何度目かの再訪)

この共同浴場に来るのも久しぶりのことのような気がします。最近はお隣の湯の花温泉の共同浴場の方が訪問回数は多かったかもしれません。相変わらず周辺の景色に完全に溶け込んだかのような外観にうっとりとしてしまいます。夜と朝に訪れましたが、どっちも雰囲気は抜群に良いです。
内部は最後に訪れたときとは少し変わったような気もしますが、まあこんなものでしょうか。早速お湯をいただきます。お湯は「井筒屋」さんよりも硫黄臭が強めで、少しのぬめり感もあります。「井筒屋」さんよりもとろんとした浴感です。ここははっきりと浴槽の底からお湯が湧出しているのを感じ取ることができます。あああ、いいなああ。何とも言えないくらいいい感じです。
不思議なのですが「井筒屋」さんより自噴している源泉は多そうなのですが、お湯の鮮度そのものは「井筒屋」さんの方が良く感じてしまうのです。私の気のせいでしょうか?不思議ですね。(2008/3/29/AM7:00)

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