有楽町のガード下にあるラーメン屋さん。こんなところにこんな鄙びラーメン屋さんがあるとは思わなかった。ここが東京のど真ん中だということを忘れさせてくれる佇まい。注文したのはラーメン600円。

たっぷりのスープに満たされたラーメンが出てきた。東京ではこういうのは少ないのでそれだけで嬉しくなる。しかし丼そのものは小さめの東京サイズだ。メンマとチャーシューと海苔がトッピング。ナルトは乗っていない。スープの色は濃い目ながらも透明度の高いスープだ。

麺は中太の縮れ麺。これがかなり変わった麺で歯ごたえがあり弾力感もある。東京ラーメンには珍しい麺だと思う。スープはかなりあっさりしたものだ。出汁の旨み分は極小で醤油の生の味が出ているスープだ。これは好き嫌いがあると思うが私にはちょっと物足りないかな。量は全体的に少なめ。こういうレトロなラーメン屋さんがいつまで営業できるのか気になるところだ。
（熊谷温泉：2013年6月）