青森県の温泉

八甲田温泉「ぬぐだまりの里 秘湯 八甲田温泉」

入浴料金:1,000円  営業時間:AM10:00-PM5:00
源泉名:八甲田温泉7号泉(龍神の湯)
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉
泉温:64.5度C pH:6.99 成分総計:1,720mg/kg (Mg:37.1,Fe:2.0)
色:白濁  臭い:硫黄臭  味:硫黄味
源泉名:八甲田温泉(みるくの湯)
泉質:酸性・含二酸化炭素・硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
泉温:35.9度C pH:2.49 成分総計:3,133mg/kg (Mg:25.7,Al:68.6,H2S:12.7)
色:薄白濁  臭い:硫黄臭  味:硫黄味
源泉名:八甲田温泉(八甲田元湯)
泉質:酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
泉温:39.8度C pH:2.42 成分総計:2.349mg/kg (H2S:7.8)
色:茶濁  臭い:硫黄臭  味:硫黄味
源泉名:(らむねの湯)
泉質:酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
泉温:37.9度C pH:2.44 成分総計:3,048mg/kg (Mg:33.4,Al:75.9,Fe:2.7,H2S,2.2)
色:微白濁  臭い:薄硫黄臭  味:薄硫黄味

八甲田温泉がリニューアルオープンしたと聞き驚きながらも訪問してみました。というのも前回訪れた時にあんまりやる気がないように見受けられたからです。外観はあまり変わっていない感じがしましたが、受付のロビーはちょこっと小洒落た雰囲気がありかつてのやる気のなさは微塵もありませんでした。(笑)

お風呂は「龍神の館」と「らむねの館」の2つがありそれぞれ別料金となっていますが両方に入ると1000円という青森では高額な入浴料金となっておりちょっとビビッてしまいます。お高いなあとは思いつつも2ヶ所の入浴セットをチョイス。

まずは「龍神の館」に向かいます。湯小屋を見てびっくり!かなり大きな木造の建物で天井も高そうです。浴室内に入って「おおっと声が出ます。太い木材をふんだんに使ったとても贅沢な浴室でびっくりです。これは嬉しいサプライズです。 今時湯小屋にこれだけお金をかけることは滅多にないのででちょっと感動です。

お風呂は内湯が二つと露天風呂が二つです。内湯はやや熱めの「龍神の湯」を使った大きめのものとぬるめの「みるくの湯」を使った小さめのものとがあります。大きい方は広すぎてどこに身を置いていいやら困ってしまいます。青味がかった白濁のお湯で硫黄臭もたっぷりです。

小さいぬるめの湯は鮮度感も十分で長湯するのに最適です。ここもいいなあ。

露天は内湯とはまた別の「八甲田元湯」源泉を使用しています。何とも贅沢な湯使いです。二つの浴槽があり茶濁の浴槽と白濁の浴槽があります。

「八甲田元湯」はこの湯だけ色が大きく異なり茶濁です。分析表上ではあまり変わらないのですが何とも不思議です。ここの露天は泉質うんぬんよりも取り巻くロケーションが圧倒的に素晴らしいです。


「らむねの館」は以前貸切風呂があったところに新しい別の湯小屋としてあります。「龍神の館」と比べると小ぶりでお風呂は内湯×1です。

7~8人が入れる四角い美しい浴槽です。無色透明のお湯がかけ流しになっています。お湯はぬるめで38~39度くらい。お湯に浸かった瞬間に体中に気泡がくっつきアワアワになります。うーん、これは良いです!

浴室の窓を全開にすると露天から見えた景色と同じ山々を見ながらお湯に浸かることができます。これは素晴らしいです。ぬるめのお湯にまたーりとと浸かり露天気分を味わえるのですから文句はありません。

こちらの浴室へはお客さんがあまり来ないのでこの素晴らしいお湯を長時間独占して入り続けることができます。これをシアワセと言わずして何と言ったらいいのでしょうか?お湯に浸かりながら笑いがこぼれてくる久しぶりの温泉でした。(2015/05/04/AM9:30)