青森県の温泉

津軽おのえ温泉「日帰り宿 福家」

入浴料金:420円  営業時間:AM5:00-PM10:00
源泉名:新屋町温泉
泉質:アルカリ性単純温泉
泉温:51度C pH:9.81 成分総計:837mg/kg (Mg:6.2,Br:0.7,I:0.2)
色:ほぼ無色透明 臭い:ほぼ無臭  味:ほぼ無味

新しい大規模な民営の温泉施設です。とにかくびっくりするくらい規模が大きく贅沢な造りです。どっからこの資金が出たのか不思議に思うくらいお金がかかっている感じです。関東にあったら入浴料金は軽く1000円以上は取られるところですが、そこは青森県ですので何と420円で入れてしまうのです。

420円ならハズレでも惜しくはありません。館内にはいろいろと施設があり一日中楽しめるようになっています。併設の食事処での食事だけでもOKのようです。お風呂は内湯×2と露天×2があります。露天の内一つは内との間にあり内湯としてカウントしても良いかもしれません。

内湯はぬる湯とあつ湯があります。ぬる湯は大きく20人は入れる広さです。掛け流しにはなっていますがお湯はややなまったような感じがします。肌触りはぬるつる感があります。あつ湯はお湯の鮮度はよくずっと入り心地は良いです。肌触りもぬめり感があり気持ちよく浸かることができます。

中間のお風呂は全て木でできた贅沢な浴槽です。10人くらいが入れる広さでこれはややぬるめです。ここもお湯がややなまった感じがこの立派な浴槽にはそぐわないです。もっと源泉をがんがん注いでいれば印象も変わったかもしれません。

露天は勢いよく源泉が投入されているためかぬるめにも関わらず鮮度は良いです。とろみ感のあるぬるりとしたお湯は肌触りもよくなかなかの浸かり心地です。

これらの浴槽の他に岩盤浴と高温サウナと源泉ミストサウナがあります。この源泉ミストサウナがなかなかイケているという話を聞いていましたので、私はサウナ嫌いなのですがチャレンジしてみることにしました。

暗いミストサウナ室に入ってみます。むっとする暑さが身体を包み込み不快な感じがするのと同時に鼻腔にアブラ臭も飛び込んできます。んんん?くんくんと部屋の臭いを嗅いでみると部屋中が何とあのアブラ臭としか表現しようのない臭いで充満しているぢゃありませんか!これにはびっくりです。浴槽のお湯からはほとんどアブラ臭は感知できませんでしたが、このようなミスト状態になるとアブラ臭が出てくるのでしょうか?不思議です。

ずっとこの部屋でアブラ臭を嗅ぎ続けていたいのですが、私はこの暑くて息苦しいサウナが苦手なので名残惜しかったですが一旦ミストサウナ室から退散します。また臭いが嗅ぎたくるとちょっとだけサウ室に入りすぐに出てきます。幸いお客さんが他にいなかったのでこれを何度か繰り返しましたが外から見ている人がいたら完全に不審者と思われたたかもしれません。(冷汗)

それにしてもこの感覚はナントモ言えない不思議なカンカクです。こういうアブラ臭の楽しみ方があるとは思いませんでした・・・。市販のミスト発生器にアブラ臭源泉を入れたら凄いことになるのでしょうか??(爆)(2011/08/03/AM11:30)

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