正しいハンガリーの温泉の入り方
ハンガリーの温泉もいつの間にか20ヶ所以上訪れてしまいましたので、総括として何回かに分けてハンガリーの温泉の事柄について書いていきたいと思います。個別の温泉施設のレポートは定期的にアップしていますが、それ以外の事柄について気がついた事を備忘録として残しておいた方がいいかなと思ったからです。
第一回目はハンガリーの温泉の入り方編です。いくら外国とは言え温泉に入るのは簡単だろう?と思う方が多いと思いますが、意外に最初は難しいというか戸惑うことが多いですよ。ブダペスト市内の大きな温泉施設であれば英語の表記があり英語も通じますので、何とかなることが多いですが、それでも最初は勝手がわからずおろおろしてしまうかもしれません。
日本の温泉であれば受付で入浴料金を払い、脱衣所で着替え、身体を洗って浴槽に浸かる、と言うのが普通のパターンだと思います。基本的な流れとしてはハンガリーも日本と同じですが、ハンガリーの施設は異様にでかいものが多く、また着替えするシステムが施設によって大きく異なるのがハンガリーの特徴と言っていいかもしれません。
入浴料金を受付で前払いするのは日本と一緒です。(稀に後払い精算のところもあります)基本的に入浴時間で料金が異なる場合でも最初に最長の場合の料金を取られ、帰りに時間が余っていれば料金は返ってきます。また専用のキャビン、ロッカーがオプションになっている場合もあります。
受付を済ませると地方の温泉だと腕にテープを巻かれます。これを滞在中は着けていないと不審者として怪しまれますので注意が必要です。実際はこのテープの腕輪はちょっとやそっとでは取れませんがね。
ブダペスト市内の温泉だと受付でタッチ式のカードが渡されます。そのカードを使って金属製の回転式ゲートを通ります。このカードがなかなか読み取ってくれなくて、なかなかゲートを通れないことが多いです。大体は係りの人が見かねて手伝ってくれます。(笑)
ゲートを無事通過するといよいよ着替えをしないといけません。施設が異様に広くどこが脱居場所かわからないときもあります。基本的にハンガリーの温泉は水着を着用しての混浴です。脱衣所も男女混合であったり男女別であったり施設によって異なります。この脱衣所のあり方というかシステムが温泉施設毎に異なるのがアタマの痛い点です。
私が今までに体験したのは以下のパターンです。
1.開いているキャビンで着替えし、そのキャビンは自分専用で荷物もそのまま置いて自分で鍵を掛けられるシステム。一番楽な方法であるがキャビンの数で入浴客が制限されるため、入場制限される場合がある。(ルダッシュ温泉)
2.開いているキャビン(脱衣室)で着替えを行うが、持ち物は個人ロッカーに仕舞うシステム。ただ多くの場合自分で鍵を閉めることはできなく係りの人に鍵を掛けてもらう。これはちょっとわかりづらい。鍵を掛けてもらうのと引き換えに金属の引換証のようなものを渡され、それがないと帰るときに鍵は開けてもらえない。また引換証にはロッカーの番号は書いていないので、自分のロッカーの番号も覚えておく必要がある。係りの人は親切だが英語がわかる人は少ない。(キラーイ温泉、ルカーチ温泉、セーチェニ温泉など)
3.受付で電子キー(半導体チップ内臓)の付いた腕輪を渡され、入場後はその電子キーでロッカーの開閉まで行える。日本のセンター系のシステムと似ている。館内での飲食もこの電子キーで行えるので便利。(エゲルザローク温泉)
4.キャビンと言うか着替える場所はあるが着替えた衣類は、ハンガーのようなものに吊るしてクロークのようなところに預けるシステム。地方に多いパターンで、仕方がなく貴重品一式は自分で持って歩くことになる。有料のロッカーやキャビンがある場合もあるが、英語が通じないので借り方が良くわからない。(地方の大多数の温泉)
5.有料のキャビン以外は脱衣所はあるがロッカーもないシステム。地方の露天プールのみの施設に多いパターン。着替えをする場所はあるものの着替えた衣服や貴重品は全て!自分で持って歩かないといけない。非常に神経を使うが、マイナーな地方の温泉に行く場合は覚悟を決めて行くしかない。係員を捜したり面倒なことをしなくて良いのが救い?最初の頃は荷物が気になって温泉にゆっくり浸かっているどころではなかったこともある。なにせパスポート・免許証・車検証・財布など盗まれたら大変厄介なことになるもの一式を手元から離して置いているので、非常に神経を使ってしまう。(体験談)
以上のように大きく分けて大体5パターンくらいになります。これは言葉で書いても、読んでいる方には多分あんまり理解してもらえないのではないかと思います。実際にハンガリーの温泉施設に行って自分で体験してみないと、なかなか実感できないかもしれませんね。(苦笑)海外で温泉に入るのって、意外に面倒なんですよ。
係りの人に頼んで鍵を開け閉めしてもらうのは最初は訳がわからず非常に戸惑いました。今でも正直このシステムはちょっと苦手ですね。初めてハンガリーの温泉に一人で入りに行った時はホントわからない事だらけで泣きたくなったのを思い出しました。(笑)
温泉に入る前だけでエラク行数を稼いでしまいましたが次回は温泉への入り方編でも書いてみようと思います。