暫く間が空きましたがハンガリーの地方の温泉のご報告です。ここは以前ちょこっとだけご紹介したことがあります。何て読むのかわかりませんので、今後地方の温泉名はそのまま現地の表記を使いたいと思います。ここは別の温泉に行くのに道を間違えたため偶然発見してしまいました。(笑)

「○○○○Fürdő」と書かれた看板が道路に面して出ており思わずハンドルを切って駐車場に車を入れてしまいました。こちらではFürdőというのは温泉という意味だからです。事前情報ではこの辺に温泉はないはずでした。砂利敷きの駐車場には車が数台駐車しています。建物は建設中のようで、営業しているのかなあと好奇心むき出してきょろきょろしながら挙動不審なまま建物の方へ向かっていきました。

するとなんとお年寄りたちが巨大な青いりんご箱(コンテナ?簡易プール?)でお湯に浸かっているではないですか!正直これにはびっくらこいてしまいました。今までハンガリーの温泉というと立派な施設ばっかりでこんな仮設でB級なのは見たことがなかったからです。一瞬マジでここは青森か!と思ったほどです。(笑)
近くにいたお客さんに聞いてみると(英語が少しわかった)入浴はできるとのことでした。でももうちょっと行くと大きくて綺麗な温泉施設(本来の目的地)があるのでそちらがお勧めということでしたた。日本でも地元の共同浴場に入ろうとするとセンター系を勧められるのと同じようなことがありますよね。そんなフンイキでした。

受付のおばちゃんにここのお風呂に入りたい!と身振りで示すと、胡散臭げに「ホントに入るのかい?」みたいな反応がありました。それでも是非入りたいと態度で示すとOKが出ました。(笑)何とご丁寧に手書きの領収書まで書いてくれました。脱衣所とシャワールームはおばちゃんの居る建物にありますがロッカーはありませんので貴重品は自分で持っていくしかありません。

ここは同じような簡易浴槽が2ヶ所あります。一応あつ湯とぬる湯に分かれていますが、どちらもぬる湯です。(笑)お客さんはあつ湯の方が多いです。ぬる湯槽は何と掛け流しでした。源泉の温度が66度あるのでかなり加水はされていますが鮮度はなかなか良いです。ほんのりと温泉臭が感知できるやわらかなお湯です。

あつ湯はお客さんが多くて皆さんおしゃべりに夢中でとてもにぎやかです。東洋人が入ってきても全然気にしてくれないです。(笑)こちらの浴槽へは常時お湯が注がれている訳ではなく、受付のおばちゃんがお客さんに湯温を確認しながら源泉を投入しているようです。源泉投入量が多いせいかこちらは白い小さな湯花がちらほらと舞っています。これは嬉しいなあ。気のせいか硫黄臭もちょっぴり感知できたような気もします。それにしてもこのB級な雰囲気は何ともいえないくらいス・テ・キです。ここが青森とか鹿児島でないのが不思議な感じがします。(笑)
隣にはタイル張りの綺麗な浴槽が工事中でした。これらが完成してしまうと、現在の仮設浴槽は撤去されてしまうかもしれません。(涙)昔仮設運営中の山梨の「ほったらかし温泉」に行った時のことを思い出しました。この施設がいつまで仮設状態なのかわかりませんが、ここに入りたいなら早めに来ないとマズいと思います。仮設温泉、B級温泉好きにはマストと言っていいかもしれませんね。(と煽ってみる・・・)
ハンガリーの地方の温泉探訪第一弾でこのような魅力的な温泉を見つけてしまいましたが、地方にはこのような温泉がゴロゴロあるんでしょうかね?この先が楽しみです。