黄金温泉健康センター

やはり黄金温泉は噂通りでした。外観はもっとボロいと思っていましたが、意外や立派です。左の朝日を浴びて輝く外観を見てください。バイパスの反対車線から行くのは結構めんどうです。

朝の7時に行きましたが、入り口の自動ドアが開かないので手で開けてはいると、ナント犬がお出迎えです。人の気配はありませんでした。

お出迎えしてくれた犬君です。もう一匹白いのもいました。

犬に入浴料を払うわけにも行かずうろうろしていると、オヤジさんが押っ取り刀で登場し無事入浴することができました。ごった返している居間兼ロビーを通り過ぎ浴室へ急ぎます。お風呂は内湯×３と水風呂×１。浴槽は３つ並んでいます。朝７時ということもあり、ずっと貸切り状態でした。

これが一番手前にある５～６人が入れる広さの温めの浴槽です。特別な印象はありません。

まん中の浴槽が円い形をしたローマ風呂風な造りになっています。浴槽の中央部から噴水のように湯が勢いよく吹き上げています。とても勢いがいいので顔に湯のしぶきがかかってきます。いやあ、見ているだけで惚れ惚れします。しかも良く見ると、湯の吹き出し口はタイヤのホイールです。見事な再利用法です。ここが甲府市内とはちょっと信じがたいですね。

一番奥が元ジャグジー風呂であったと思われる浴槽です。ここの湯が一番気泡が身体にくっつき、ぬめりがあります。真ん中は小さな気泡がたくさん舞っていますが、あまり身体にはくっつきません。それにしても湯量がとても多くそれだけでも気持ちが良いです。

湯の感じは癖のないあっさりしたもので、少しの金気臭を感じました。ただ、水風呂の水が一番金気臭が強いようです。帰り際、分析表を居間のような所で眺めていると、娘さんらしき人がＴＶを見ながら、出勤前の化粧を一心不乱にしていたのが何とも不思議な光景でした。入り口で洗濯しているのもすごいですが、住居と温泉施設が合体した、生活感溢れる温泉でした。（1999/04/30/AM7:00)

泉温	：46度C	pH	7.4	成分総計	1,446mg/kg
色	：黄褐色	臭い	：薄金気臭	味	：薄金気味

泉質	：ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉（低張性中性高温泉）
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