岩下温泉

岩下温泉・別館へいく道はかなり狭く、ほんとにこのまま行っていいのかなと、心細くなるころに着きます。外観はかなり鄙びています。隣の新館は立派です。朝の９時半に行きましたが呼べど叫べど誰も出てこないので、一旦諦め「初花」へ行きました。がナント「初花」は臨時休業とかで再チャレンジしました。今度は目出度くお婆さんが出てきてくれて入浴することができました。

お風呂は内湯×３で一つは廊下を挟んだ半地下にあります。男女別の浴室の方には源泉槽と加熱槽があります。源泉槽は３人程度が加熱槽は５〜６人が入れる広さです。湯は無色透明であまり特徴はありません。臭いもほとんどなく、あまり温泉を感じ取ることができません。源泉槽はかなり冷たいですが、これもあまり水と変わらない印象でした。

有名な半地下の混浴の源泉槽はかなり大きく、水色のタイル張りで２０人以上は入れる広さです。ここもかなり温いですが、のんびり浸かっていると不思議な感覚におそわれます。しかし長時間浸かっていても、あんまり温泉に浸かっているという感じはしません。

右の写真は源泉槽への階段降り口に掲示してある温泉の由来を解説したものです。浴室の片隅に湯権現様が祭られていました。とても歴史のある温泉で、効能も多々あるのでしょうが、健康体の私にはお湯の感じが良くわかりませんでした。個人的にはあまり好みの温泉ではありません。（1999/04/30/AM10:00)

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