湯の峰温泉


湯の峰温泉 「旅館あづまや」 大人:600円 PM1:00-3:00
源泉名 :環湯(本宮町湯の峰アゼチ1293)
泉質 :重曹硫化水素泉(含硫黄-ナトリウム・炭酸水素・塩化物泉)
泉温 :92.5度C pH 7.6 成分総計 1,745.6mg/kg   (H2S:1.3)
:無色透明 臭い :微硫黄臭 :微硫黄味      
 
湯の峰温泉の中心部にある老舗旅館です。ここは湯の峰温泉に来たら是非立ち寄ってみたいと思っていた旅館でした。建物はかなり年季が入っていて黒光りする木の感じが良い味を出しています。お風呂は内湯×2と露天×1があります。
内湯は15〜6人が入れる正方形の見事な木でできた浴槽と、意地悪してでも一人で独占して入りたい細長い木の浴槽があります。大きい方は加水されているもののフレッシュなお湯が注がれ掛け流しになっています。ややお湯はぬるめで白い湯花が舞っています。お湯は無色透明でぬるつる感がかなりあり入り心地は良いです。何とはいえない肌触り感で皮膚にお湯の膜ができるような感じがします。このお湯の感じどこかのお湯に似ていますがちょっと思い出せません。野沢温泉あたりかなあ?
小さい方の浴槽は冷まし湯が投入されており、これがかなり良いです。狭い木の浴槽にちょろちょろと冷まし湯が注がれています。そこへそろりとそろり身を沈めていきます。冷まし湯と言ってもかなり熱めですが、ぐっと身を沈めていくほどにザザザーとお湯が浴槽から溢れ出ます。それと同時に周辺から硫黄臭が漂ってきます。これは堪らなく気分がいいです。ぴりりとくるお湯の感触は「俺は今気合を入れて温泉に浸かっているんだ!」と実感させてくれます。ここのお湯はあまりぬるつる感はなくぬるっとする程度です。うすーく白濁気味のお湯に何度も出たり入ったりを繰り返します。思わずトドになりたくなりましたが、これからまた神奈川県まで車を運転して帰らなければならないので断念しました。
露天は私にはオマケといっていいもので無色透明の加水湯が注がれています。ここの旅館は食事もかなり良いらしいので、宿泊して夜中に小さい浴槽を独占し続けて思いっきりトドになってみたいものです。(2003/05/02/PM1:30)

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