アルプスの湯温泉


アルプスの湯温泉 「つるぎふれあい館」 大人:600円 AM10:00-PM9:00
源泉名 :アルプスの湯
泉質 :ナトリウム-塩化物温泉(低張性中性高温泉)
泉温 :38.2度C 成分総計 5,050mg/kg  (アンモニウム:6.9、Mg:18.29,Fe:5.0、Br:10.68)
:茶褐色 臭い :アブラ臭 :塩味      
 
上市町にある公共の温泉施設です。いろいろな施設と一体となった温泉施設で規模はかなり大きいです。お風呂は内湯にはたくさんありますが、温泉が張られたものは一つもありません。室内は塩素臭が充満しておりアタマがくらくらすると同時に吐き気を催してきそうな気分になります。
温泉が張られているのは露天のみです。7〜8人入れる浴槽に黄褐色のお湯が張られています。お湯に浸かった瞬間におお!と思います。お湯からは素敵なアブラ臭が感知できるのです。日本海の沿岸部に多いタイプのアブラ臭です。思いがけないところでアブラ臭に出会いました。(笑)肌触りはそれほどぬるつるするものではありませんが、入浴感は十分あります。もう少し濃いといいのですが。
一緒に入っていた地元の人の話によるとこの源泉は昔はかなり濃くて、もっとお湯もどろどろしており、しかもアブラ臭も凄かったとのことでした。(是非とも全盛期に来てみたかったです!)このところお湯が枯れ始めており大分薄くなってしまったのだそうです。第二源泉を掘削中で、近いうちに源泉を入れ替える計画らしいです。

ここの施設はできてまだ5〜6年なのですが、もうお湯が枯れてしまうとは運がないと思います。ここのように特徴のある温泉だとお湯が枯れれば気が付きますが、無色透明無味無臭の特徴のないお湯だと仮に源泉が枯れても暫くはごまかせてしまうことができるのでしょうね。(2006/10/28/PM2:00)


富山の温泉へ戻る