ホテル大石

朝の７時ごろ鉄輪温泉の共同湯を廻っていると、通りすがりのおじさんが「そこの鉄輪を湯破する者達よ。この近くにあるホテル大石のお湯はかなり良いぞ。立ち寄ってみるが良かろう」といきなり声をかけてきました。せっかく親切に教えてもらったので、何の疑問も持たずに立ち寄ってみました。

その「ホテル大石」ですが、かなり大規模な温泉ホテルでした。しかしお風呂周りは何故かオーナーの趣味丸出しのＢ級風情です。入浴をお願いすると大きな木の札をもらいます。これが通行証代わりになりホテル内に入れます。黄色い線に沿って歩いていくと地下道に入ります。

地下道には子供たちが書いた絵がたくさん並べられています。お風呂は道路下の地下道を渡ったところにあります。日帰り入浴に開放されているのは露天と洞窟風呂のようです。雑然といろいろな風呂が並んでいますが、洞窟風呂が何故か３つもあります。

お湯はぬめり感がかなりあり結構ぬるぬるします。鉄輪では一番のぬるぬるかもしれません。まあ、全国レベルではありませんが。湯量がとても多いので湯船はかなり広いですが湯の鮮度は良いです。

あまりにも雑然としたまとまりのないレイアウトなので身の置き所に困ってしまいます。ただ湯質は悪くないので立ち寄る価値はあるかもしれません。（2000/06/24/AM7:00）