松之山温泉


松之山温泉 「凌雲閣」 大人:400円   AM7:00-PM8:00
源泉名 :鏡の湯
泉質 :ナトリウム・カルシウム塩化物泉
     
泉温 :98度C pH . 成分総計 mg/kg   H2S:
:薄緑色透明 臭い :アブラ臭+? :塩味+渋味+苦味      
 
とても風格のある温泉旅館です。歴史を感じさせる雰囲気があります。お風呂は旧館から廊下を渡った新館にあり内湯×1があります。残念ながら、お風呂そのもは普通で、風格はありません・・・。
浴槽は20人ぐらいが入れる大きなもので、薄緑色透明の湯が掛け流しになっています。湯はやや熱めで、アブラ臭もします。濃厚な感触がしてじっくり浸かっていると湯の力強さに負け疲れてきます。浸かるほどに身体中が少し重たく感じてきます。ぬめり感やつるつる感はあまりなくストレートにガツンとくる湯です。湯の成分のみで勝負する昔気質の男らしいお湯のように感じました。(ちょっと日本語変?)何度も浸かるうちにヘロヘロになってしまいました。
修行が足りないので、お湯のパワーに圧倒されてしまいました。やはり松之山の湯は素晴らしいです。もう少し修行を積んでここの湯に1時間以上浸かりつづけられるようになりたいものです。(1999/09/19/AM10:30)

1年ぶりの「凌雲閣」今回は宿泊です。まずは、前回ノックアウトされた大浴場の湯に浸かってみました。浴室に充満するアブラ臭は相変わらずです。しかし湯がぬるい!湯の注ぎ口の直ぐ近くに行ってもあまり熱くないです。うーん、これはちょっといただけないです。あの力強い湯の感覚は残念ながらありませんでした。特に冬場は湯の湧出量が減ってしまうため、源泉投入量が少なくなってしまうためのようです。露天も造る計画はあるとのことですが、その場合は循環になるでしょうねとは宿の人の話。そんな計画は是非とも止めて欲しいものです。

大浴場が物足りなかったため家族風呂で源泉を大量投入して、「凌雲閣」本来のお湯を楽しむことにしました。3人程度が入れる家族風呂は宿泊客が多い時のみ、開放しているようです。目論見通り、源泉を掛け流し状態にして入るお湯は格別のものがあります。やはり、こうでなければねえ。ただ家族風呂狙いの宿泊客が多数いたのでなかなか空いていなったのが難点ではありましたが。(2000/10/21/PM5::30)


(何度目かの再訪)

何度目かの訪問になる「凌雲閣」です。残念ながら訪問する度に最初の訪問で受けたほどの強力なインパクトを受けなくなってきています。ちょっとおっかなびっくりの訪問です。外観は相変わらず重厚で立派です。こういう外観の旅館が減ってきているだけに貴重です。
さて、肝心のお風呂です。大浴場から入ってみましたが、残念ながら昔のようなガツンと来るものはあまり感じられません。源泉が薄くなってしまったのでしょうか。家族風呂の方は昔の面影をまだ残しています。強めのアブラ臭と熱目のお湯が小さな浴槽に溢れており、いい感じです。「凌雲閣」でお湯を楽しむのであればこの家族風呂を外すわけにはいかないようです。(2007/11/25/AM11:00)

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