高峰温泉


高峰温泉 「高峰温泉」 大人:500円 小人:400円 AM11:00-PM2:00
源泉名 :高峰温泉
泉質 :カルシウム・ナトリウム・マグネシウム炭酸水素塩泉
  :(低張性中性低温泉)    
泉温 :26.2度C pH 6.6 成分総計 1,521.9mg/kg
:薄緑色透明(源泉) 臭い :硫黄臭 :硫黄味  
  :薄白濁(加熱)            
ランプの宿として有名で、かなりの山の上にあるにもかかわらず驚くほど立派な旅館です。鄙びた宿ではありませんし、秘湯でもないと思います。外来入浴は昔からある浴室が開放されています。この浴室のみ、やや鄙び系です。お風呂は内湯×2です。浴室はとてもこじんまりしており、木製の源泉槽と加熱槽があります。
浴室に入ったとたん、ほのかな硫黄臭が鼻孔を擽ります。加熱槽は薄白濁しており、4〜5人が入れる広さです。浴槽の縁に白い湯の成分がびっしり硬くこびり付いています。湯は加熱とはいえとてもやわらかな感じのやさしい湯で、気持ちが妙に落ち着きます。浴槽の前方と横がガラス張りになっており、ガラス越しに高峰高原の木々が見下ろせます。
源泉槽は2人が限界の広さで、ぬるーい源泉が惜しげもなく注がれています。ゆったりと浸かっていると細かな気泡がたくさんつきます。ぬめり感もあり白い湯の花も彩りを添えてくれます。山梨の佐野川に少し似ていますが、こちらの方がちょっと上品な感じがします。
源泉槽と加熱槽を交互に入っていると何とも言えぬ心地よさが残ります。なかなかいいなあ、この感じ。物足りないと感じる人も多いと思いますが、お湯の質と量と風呂そして浴室の雰囲気が微妙にバランスが良く調和して、私はとても気に入りました。私の長男もとても気に入ったようで、二人で1時間ぐらい独占してしまいました。

宿泊者専用のお風呂が別にあるらしいので、そのうち泊まってみようかなと思います。宿泊するとハズレだったりして・・・。人気がありすぎ土日の宿泊は予約が結構難しいらしいです。(1998/10/24/PM0:00)


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