鳴子温泉


鳴子温泉 「ゆさや旅館」 大人:400円   PM0:00-PM3:00
源泉名 :新うなぎ湯3号
泉質 :含硫黄-ナトリウム・硫酸塩泉(低張性アルカリ高温泉)
  :<含芒硝-硫黄泉>    
泉温 :99.5度C pH 8.9 総成分 3,196mg/kg
:薄濁緑色 臭い :硫黄臭 :微塩味    
               
「滝の湯」の隣にあるゆさや旅館。「うなぎ湯」で有名で、鳴子ではとても歴史のある旅館です。あまり鄙びてはいません。源泉名が泣かせます。私が行った時は、通常女湯として使用されている浴場が男湯となっていました。残念。 宿泊すると両方入れます。
案内された浴室は狭く湯船も4〜5人も入ればいっぱいの広さです。お湯はやや緑がかったぬるめの湯で、硫黄臭も強くはないですが感じられます。湯の感じは想像していたよりはあっさりしており、最初ぬるぬる感もあまりありませんでした。幾つかの温泉を廻った後なので、身体に付着した温泉の成分のせいなのかと思い石鹸で体を洗いました。その後で湯につかると、身体のまわり中がぬるぬるし始めかなりのぬめり度を感じました。でも中山平ほどではありません。多分源泉が水で薄められていた為ではないかと思われます。

「ゆさや」の湯はこんなものではないはず。今度は是非広い男湯で源泉100%のうなぎ湯につかって”うなぎ男”になりたいです。(1998/05/04/PM0:30)

待望の広い男湯に入ることができました。お風呂は内湯×2。大きい方は10人程度が入れる広さで、ひょうたんを半分にしたような形をしています。湯は白濁でやや温めの設定です。そういえば「ゆさや」の湯の色は気象条件その他で、よく変わるみたいです。翌朝は緑色透明でした。黒い小さな湯の花も舞っており、いい感じです。ぬるぬる感はやはり中山平ほどはありません。皮膚にまとわりつく湯の膜が心地よいです。
小さい方は2人ほどが入れる円形の湯船で、黒色透明に見える湯が溢れています。こちらの湯の方がぬるぬる度は強くかなり温めの湯となっています。しかし、ゆさやの「うなぎ湯」は入浴後に実力を発揮します。湯上がり後は肌がツルツル・ピカピカしてきます。このツルツル度は半端ではありません。ちょとオーバーですがメモを取るペンが握れないぐらいです。うーん、これはすごいなあ。お肌系に良い温泉を廻っている女性には絶対のお勧めです。
(1998/12/28/PM8:30)
私は今回「ゆさや」に宿泊しました。建物自体は古くなってきていますが、年末の忙しい時に一人宿泊させてもらい感激しました。従業員の対応や料理も良く、もちろん名湯「うなぎゆ」にのんびり好きなだけ浸かれましたので、これ以上の贅沢はありませんでした。「ゆさや」でも「滝の湯」の無料入浴券を置いています。宿泊者は何回でも利用できます。ちょっぴり得した感じがします。

「滝の湯」と言えば、「ゆさや」の宿泊した部屋は「滝の湯」の真裏の部屋でした。朝6時過ぎに、「滝の湯」の清掃が始まるとともにかなりの硫黄臭が部屋に漂ってきて、いやでも目が覚めてしまいました。硫黄臭で目が覚めてたのは生まれて初めての経験です。その後7時20分ごろ、掃除したての「滝の湯」に行ったら、少し時間が早いにもかかわらず入れてもらえました。ちょっと地元の常連さんに悪い気がしましたが、「滝の湯」一番乗りでした。朝湯で入った「ゆさや」の湯が温かったので、熱い湯の「滝の湯」はいつもより”濃い”感じがしました。

宮城の温泉へ戻る