鳴子温泉


鳴子温泉 「姥之湯旅館」 大人:400円   AM9:00-PM7:00
鳴子温泉にある歴史ある旅館です。「姥之湯旅館」は4つの泉質の異なる源泉が引かれており、それが特色となっています。その各々は離れているため4回も着替えをしてしまいました。

ちょっと見ずらいですが、右の写真に「姥の湯」の歴史がいろいろ書かれています。


(亀若の湯)  

源泉名 :姥の湯
泉質 :単純泉(低張性中性高温泉)
泉温 :44.2度C pH 6.6  総成分 902.3mg/kg
:薄赤色透明 臭い :鉄臭 :鉄味    ケロリン桶
               
「亀若の湯」と名づけられた単純泉の湯です。浴室は中程度で1/4円形の浴槽 に単純泉といいつつも、鉄泉という感じの適温の湯が溢れています。浴室のそこ ら中が赤茶けており、臭いも鉄分臭く、味も鉄味で、色はやや濁った赤錆色のつ いた透明なお湯です。肌触りは少しどりとした感じもしますが色のせいかもしれ ません。単純泉といってもこれだけの濃さを感じるのはやはり鳴子の凄いところか。

(こけし湯)

源泉名 :姥の湯・硫黄泉
泉質 :含硫黄-ナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉(低張性高温泉)
  <含食塩重曹-硫黄泉>    
泉温 :63.5度C pH  7.1 総成分 1,429.5mg/kg
:白濁 臭い :硫黄臭 :硫黄味    ケロリン桶
               
「こけし湯」は硫黄泉で硫黄臭の強い白濁したお湯です。浴室自体がすべて木造 で、勿論浴槽も木造で10人程度は入れます。かなり温めのお湯になっており、 湯の感じからすると水が足されているような印象を受けました。ぬめり感はあり ません。しかし、木の浴室や浴槽には湯の白い成分がそこいら中に付着しており、 硫黄臭とともにいい感じを出しています。湯治しながら一日に何度も入りたくな るようなお湯でした。

(啼子の湯)  

源泉名 :旧姥の湯
泉質 :ナトリウム炭酸水素塩・硫酸塩泉(低張性中性高温泉)
  :<含芒硝-重曹>    
泉温 :54.2度C pH 6.2  総成分 1,424.4mg/kg
:無色透明+薄赤 臭い :無臭 :微鉄味    ケロリン桶
               
「啼子の湯」と名づけられた露天風呂です。ここのみ浴室が一ヶ所の為時間で男女交代となっているようです。和風庭園風岩風呂となっています。大きな泡がお湯の表面にいくつもあります。湯に浸かるとやはり細かな泡が身体につきます。 お湯の温度はやや高め。湯の色は無色透明でやや赤みを帯びているようにも見えます。味も少し鉄味がします。この辺では貴重な露天風呂の為とても気持ちがいいです。但し眺めは全く期待できません。

(源義経風呂)  

源泉名 :芒硝泉
泉質 :ナトリウム・カルシウム-硫酸炭酸水素塩泉(低張性アルカリ性高温泉)
  :<含土類-芒硝泉>    
泉温 :60.0度C pH 7.6  総成分 1,226mg/kg
:無色透明 臭い :無臭 :無味    ケロリン桶
               
宿泊者専用の内湯です。他のお風呂に比べ浴室浴槽とも立派です。ケロリン桶の数も多いです。10人程度は入れる四角い浴槽に無色透明の湯が溢れています。薄茶色の湯の華も舞っています。とても素直なお湯で、温泉疲れをとるにはこの手の泉質がいいかもしれません。

「姥之湯旅館」は4つの異なる源泉があるにもかかわらず、どの湯も中途半端で物足りないという評判があるようです。しかし、私はこの意見には賛成できません。これまで鳴子温泉の旅館のお風呂にたくさん入らせて頂きましたが、これほど違った泉質を一度に楽しめる所はなかなかありませんでした。高温の炭酸泉は鳴子でも大変貴重な泉質です。鳴子を訪れたら見逃す手はないと思います。(1998/05/04/PM1:30)


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