鳴子温泉


鳴子温泉 「旅館すがわら」 大人:500円   AM10:00-PM9:00
源泉名 :摩天の湯
泉質 :ナトリウム-塩化物・硫酸塩炭酸水素泉(低張性アルカリ性高温泉)
  :<含芒硝・重曹-食塩泉>    
:無色透明 臭い :薄硫黄臭 :微塩味    
               
鄙びるまではいって行っていませんが、かなり歴史を感じさせる旅館です。お風呂は内湯×1と露天×1があります。
内湯はかなり大きく30人ぐらいは入れる細長いものです。お湯は無色透明ですが、湯に浸かった瞬間に身体をやさしく包み込むような湯の感触に驚きます。とてもやわらかな肌触りのとてもやさしいお湯ですが、浸かっているほどに湯の成分が染み込んでくるような感じがします。うーん、これはよいなあ。鳴子にこのような泉質の湯があるのが意外と言えば意外です。
露天はオマケのような2〜3人が入れるものがあります。展望は良くありません。右下の写真は源泉を引くパイプを交換しているところです。鳴子温泉の湯は成分が濃く、パイプがすぐに詰まってしまうのが、各旅館の共通の悩みの種のようです。豊富な源泉は、タダで手に入りますが、その維持管理には相当の費用と手間かかっているのです。
鳴子温泉に食塩泉を求める人は少ないと思いますが、鳴子で一番の食塩泉ではないかと思います。ここは宿泊してじっくり入るべき湯だと思います。物足りないと思う人も多いと思いますが、私は鳴子温泉を代表する湯の一つであると確信しております。(1998/12/28/AM10:30)

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