上川原旅館

これまでまったくノーマークだった川向の鄙びた旅館です。意外と良くてびっくりしました。お風呂は内湯×１です。２～３人が入れる小さな浴槽が一つあります。黒っぽく見える透明の湯が見事なほど溢れています。湯量はほれぼれするほど豊富です。

湯は鳴子にしてはぬるめで夏はちょうど良いです。浸かっているほどに小さな気泡が身体にくっつきぬるぬるしてきます。これは気持ちいいなあ。「川渡の初花だ！」と訳の分からない言葉が口に出てしまいました。鳴子でこの手の泉質に出会うことは少ないのでとても貴重です。のんびりゆったりいつまでも浸かっていることができます。浴槽の大きさと湯量がちょうど良いので新鮮な源泉を思う存分楽しめます。白と黒の湯花も華麗に舞っています。ぬる湯・気泡系好きの方にはお勧めします。（1999/08/10/APM3:00）

泉質	：単純泉（緩和性低張高温泉）
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