中山平温泉


中山平温泉  「東蛇の湯」  大人:300円    AM-PM
源泉名  :(1号地A3号、白須8号、6号地G2号、6号地G3号、6号地G4号)混合泉
泉質  :含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉(低張性アルカリ性高温泉)
  :<含重曹芒硝-硫黄泉> ケロリン桶  
泉温 :100度C pH 8.3 総成分 1,137.5mg/kg
:薄深緑色/エメラルド・グリーン 臭い :硫黄臭 :硫黄味    
               
   「ラドン温泉」の湯治部が「東蛇の湯」です。源泉は「ラドン温泉」と同じことになってます。マニアの方が好まれるような鄙びかたです。でも、鳴子では平均的な鄙び度かな。入り口から暗い廊下を下っていくと浴場があります。
 お風呂は内湯×2、露天×2です。脱衣所は男女別になっていますが、透明なガラス戸で分かれているので丸見えです。せめて曇りガラスにしないと分ける意味が無いような気がします。浴室は男女別の入り口の先に一つづつ正方形中程度の浴槽があります。仕切りがないのでいきなり混浴モードです。男湯側はお湯の入れ替え中でしたので、女湯側に入りました。熱い。とても熱いです。「ラドン温泉」の内湯よりはヌルヌル感は強く感じられ、水はあまり入っていないようです。まずまずです。
露天は2つあり渓流に面している為、非常に気持ちが良いです。大きい方は岩風呂風のもので、お湯はぬるめで中程度のヌルヌル感でした。隣の四角いコンクリート造りの小振りの露天は源泉を入れたまま温度を下げている途中でした。鎖で囲まれており「入っちゃ駄目」の立て札があります。湯の色は目も鮮やかなエメラルド・グリーンです。吸い寄せられるように手を入れましたが「うおう!」す・ご・い・ヌルヌル感です。これまでで最高のぬめり度です。もうニュルニュルです。湯温が55度以上は確実にありましたので、入浴はあきらめましたが何とも残念です。「I shall return!」と訳の分からぬことを口走りながら実家への帰路につきましたが、とても悔しかったです。
その後実家に帰ってから何気なく手を見るとびっくりです。湯をつけたところが、マニュキアをつけたようにピカピカ光っているではありませんか。あのまま全身お湯に浸かっていたら、”全身ピカピカ男”になってしまったのでしょうか?というわけで、あまりに悔しかったので翌々日、再びチャレンジしましたが、残念なことに水を入れたらしく普通のお湯になっていました。いつかあのエメラルド・グリーン・100%源泉の超ヌルヌルのお湯に絶対つかるぞと心に誓ったのでありました。(1998/05/02/PM5:00)
  前回行った中で気になっていた「東蛇の湯」にまたまた行ってきました。5月から3回目です。今回は気合いを入れて午前中の早い時間に行きました。例の「エメラルドグリーン」の湯に入る為です。そのせいか、かなり源泉に近いものに入ることができました。前夜雨だったので雨水が入ってしまいましたが、それでもかなりのヌルヌル感はありました。内湯、広いほうの露天ともヌルヌル度は前回より上で、十分に中山平の温泉を堪能することができました。「東蛇の湯」は午前中のしかも早い時間に限るというのが結論です。(1998/07/12/AM8:30)

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