平小城温泉


平小城温泉 「城山公衆浴場」 大人:100円   PM1:00-10:00
泉質 :アルカリ性単純硫黄泉
:無色透明 臭い :硫黄臭 :硫黄味      
 
平山温泉にある基本的には地元民専用の共同浴場のようですが、宣伝はしていないものの一般の人も入れるようです。外観は小さな集会所にしか見えません。事前に知らなければここで入浴できるとは分からないと思います。お風呂は内湯×2があります。
2〜3人が入れる「あつ湯」と7〜8人が入れる「ぬる湯」の浴槽があります。「あつ湯」は源泉がドバドバ注がれ、その溢れたお湯が「ぬる湯」の浴槽に流れ込んでいます。「あつ湯」槽のお湯はそんなに熱いというほどではなく、湯口付近には小さな気泡が舞っておりじっと浸かっていると気泡がくっつきます。お湯はぬめり感がありかなりぬるぬるします。これです、これです、私が平山温泉に求めていたものは。最強ぬるぬると言うほどではないですが、かなり肌触りはよく浸かっていてとても気持ちが良いです。しかもお湯からは硫黄臭が香り気分がいいです。お湯の持つフレッシュ感が堪りません!
「ぬる湯」も気泡こそつかないものの、かなりぬるぬるした感じは十分残っておりとろーんとしながらゆっくり浸かれます。うん、これはいい!ここの施設はあまり知られていないこともありお客さんが少なく、落ち着いて浸かれるのがいいです。他の施設はかなり混んでいましたが、ここは先客が2名のみで思い切りこの素晴らしいお湯を堪能することができました。浴後はとても暖まりなかなかぽかぽか感が引きませんでした。この手の泉質は普通はあんまり暖まらないような気がしますが、ここは暫くの間ホカホカして汗も引きませんでした。しかもべとつかずすっきりさわやか感が残るのも素晴らしいです。放射能のせいでしょうか?もう何軒か平山温泉の施設を湯破してみようかと思いましたが、これ以上の湯質の温泉に出会えるとも思えなかったので今回は断念しました。平山温泉にはかなり鄙びた温泉旅館が幾つかあり、しかもそのほとんどが独自源泉らしいので、いつの日か全部チェックしてみたいと思います。(2004/11/03/PM3:10)

熊本の温泉へ戻る