稚内温泉


稚内温泉 「童夢」 大人:600円 AM10:00-PM10:00
源泉名 :稚内ノシャップ温泉1号
泉質 :ナトリウム-強塩化物・炭酸水素塩泉(弱アルカリ性高張性温泉)
:(含重曹-強食塩泉)
泉温 :34.4度C pH 7.6 51L/分 自噴
:微黄色味透明 臭い :臭素臭 :塩味      
 
稚内温泉の湯元にあたる大規模な公共の温泉施設です。いわゆるセンター系という奴で絢爛豪華なものです。浴室は2Fにありお風呂は内湯×2と露天×1があります。
大浴槽は20人ぐらいが入れるもの、そしてもう一つはジャグジー付で10人ぐらいが入れる広さです。あと、寝湯と打たせ湯がありいずれも温泉が使用されています。大浴槽はややぬるめになっていますが、浴感は素晴らしいものがあります。ぬめり感がかなりありぬるぬるします。強ぬるぬると言ってもいいかもしれません。更にお湯からは鼻につんと抜けるとても良い臭いの臭素臭が香るのですからこれは堪りません。循環しているのかもしれませんが、これぐらいお湯が素晴らしければ問題はありません。

ジャグジーも通常は好きではないのですが、ボコボコ泡がはじけるたびに臭素臭が鼻孔に飛び込んでくるのだから堪えられません。うーん、こういうのならジャグジーも許せてしまいます。寝湯もまたお湯に身を任せて横になっていると臭素臭が香ってきてしまいます。打たせ湯も同様でお湯が身体に当たる度に臭いが立ち込めてきます。打たせ湯が一番臭いが強く感じられるかもしれません。とにかく私は臭素臭の臭いに目がない(鼻がない)のでとてもここは気にってしまいました。ついつい長湯をしてしまいヘロヘロになってしまいました。

露天は10人ぐらいが入れるもので、ここだけ湯口からお湯が注いでいます。内湯に比べ特別濃い感じはしませんが、海を渡って吹き抜けてくる風が心地が良いです。豪華なセンター系の施設なのでハズレを予感しましたが、スバラシイお湯に正直びっくりです。日本の最北端にこんな素敵なお湯を自噴させるとは温泉の神様も粋なことをするものです。(2003/09/12/PM7:30)

北海道の温泉へ戻る