標茶温泉


標茶温泉 「民宿 味幸園」 (宿泊)
源泉名 :標茶温泉
泉質 :アルカリ性単純温泉
泉温 :46.6度C pH .9.0 成分総計 699mg/kg (Fe:0.2,HS:0.6) 
:濃口醤油色透明 臭い :モール臭 :甘味+微硫黄臭      
 
標茶温泉にある温泉民宿です。なかなか小奇麗な外観の施設で鄙びた雰囲気はありません。今回はここに宿泊して思い切りここのお湯を堪能するつもりです。お風呂は内湯×2があります。10人くらいが入れる浴槽と3〜4人が入れる浴槽とがあります。
どちらの浴槽にも大小のライオン湯口なのが嬉しいです。2ヶ所もライオン湯口があるのは全国的にも珍しいのではないかと思います。しかも異様に顔が怖いです。(笑)お湯は典型的なモール泉で濃口醤油色透明の温泉が掛け流しになっています。
お湯はぬめり感があり、かなりぬるぬるします。お湯に浸かった瞬間にぬるぬるになりとても気持ちがいいです。湯口からはかなり良質のモール臭とちょっぴりの硫黄臭が感知できます。お湯の中でじっとしていると小さな気泡が少しだけくっつきます。湯量がかなり豊富で新鮮なお湯がざんざんか溢れていきますので、気持ちがいいとしか言いようがありませんね。
ここの宿は日中は日帰り入浴客がかなり多く、随分にぎわっていますので日帰りのみで入った場合と宿泊でゆっくり入った場合とではお湯の印象が変わるかもしれません。日帰り客が帰った後は独占してゆったり入ることができました。深夜でも新鮮なお湯がザコザコ賭け流しになっており何とも言えないくらい心地が良いです。
モール臭もより強く感じ取れるような気がし、ぬるぬる感もグレードアップしたような感じがします。身体中にぬるぬるした膜がはってどじょうにでもなったような感覚です。(笑)これは素晴らしいなあ。

あまりに気持ちがいいので湯船から溢れるお湯を背中に感じながらお約束のトドになります。いつものことながら、くうっー!たまりませねえ。これを専門用語でト・ドのシ・ア・ワ・セと呼びます。(笑)この気持ちのよさだけは体験してもらわないと文書ではうまく表せませんねえ。

食事の方はジンギスカン鍋と鹿鍋のコースなのですが私は鹿鍋コースを選択。なかなか味付けがよく美味しくいただくことができました。約7000円の料金でこのスバラシイお湯を堪能してこの料理を食べることができますのでコストパフォーマンスは抜群に良いといっていいと思います。(2006/07/16 Deep Midnight)

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