草津温泉


草津温泉 「草津館」 大人:700円   AM10:00-PM3:00
源泉名 :若の湯
泉質 :酸性含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)
        成分総計 1,670mg/kg   (Mg:31.5、Fe:15.4、Al:47.9、H2S:5.3)
:薄白濁 臭い :薄硫黄臭 :酸味      
 
湯畑の近くにある独自源泉「若の湯」を持つ旅館です。大規模ではありませんがなかなか小奇麗な宿です。お風呂は内湯×2があります。若の湯源泉白旗の湯源泉の2つが使われているようです。
大きい方の浴槽は7〜8人が入れる広さで若の湯源泉が注がれています。もう一つは2人で入りたい広さの浴槽で白旗の湯源泉が注がれています。若の湯は薄く白濁しており、お湯はやや熱めで硫黄臭があります。肌触りは肌がとろけるような感じがやはりあり、心地よいものがあります。
小さい方はほぼ透明のお湯で白い湯花が舞っています。硫黄臭はあまりなく、大きい方のお湯と比べるとやや薄いような感じもしますが入り心地は悪くはないです。草津で独自源泉は貴重ですが、泉質的には草津の他の源泉とあまり差がないように感じました。
また、若の湯源泉の湧出する様子を見学させてもらいましたが、湯畑と同じような感じで湧出しており「草津館」で使い切れず木製の樋を通して湯畑にお湯を捨てている?そうです。もったいないなあ。蔵王温泉の「かわらや屋旅館」の浴槽のように源泉湧出場所にすのこを敷いて浴槽を造ったらかなり素晴らしいものになるのではなかと思いました。でもちょっと熱すぎるかな。(2001/09/21/AM10:30)

(再訪・宿泊)
以前日帰り入浴でとてもお湯も宿の対応も感じが良かった草津館に今度は宿泊してみることにしました。ちょうどスキーの季節で混んでいる時期でしたが運のよいことに宿泊することができました。正直って冬の草津は初めてなんです。どうにも私は雪道の車の運転が苦手なのです。なので草津はいつも冬以外に訪れていました。
今回は宿泊なのでゆっくり若の湯源泉に浸かることができましたが、やはりこのお湯は草津の源泉の中でも一級品だと思います。白旗の湯源泉と入り比べをしましたが、断然若の湯源泉の方が入り心地が良いです。以前はここまでの差異を感じませんでしたが、今回ははっきりと感じることができました。やはりお湯の鮮度の問題なのでしょうか。

館内は小奇麗で感じの良い造りです。いかにも家族で経営しています的な感じで、好感が持てます。キャパシティがあまり大きくないのもGOODです。料理も豪華というほどではないですが丁寧に調理されたものが出され満足度は高いです。草津の宿泊施設としてはお勧めできると思います。温泉ファンなら若の湯源泉に思い切り浸かれるだけで元が取れると思いますよ。(2005/02/19/Deep Midnight)


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