くらぶち相間川温泉


くらぶち相間川温泉 「ふれあい館」 大人:470円   AM10:30-PM9:00
源泉名 :せせらぎの湯
泉質 :ナトリウム-カルシウム-塩化物強塩温泉(中性高張性高温泉)
     
泉温 :61.8度C pH 6.9 成分総計 24,200mg/kg
:ささ濁り透明(内湯) 臭い :臭素臭 :極塩味+苦味  
  黄褐色(露天)            
(ナトリウム 5,498、カルシウム2,178 塩素13,857 マグネシウム510)
本来は農業実習施設らしいですが、もっぱら温泉施設として利用されているようです。外観は良くありがちな公営の温泉施設です。外だけ見てパスする人もいるかもしれません。お風呂は内湯×1と露天×1です。
内湯は12〜3人が入れる広さのもので、湯が勢いよく掛け流しになっています。浴室の入り口から一歩中に入ると、湯がざあざあと湯船から溢れて排水溝に吸い込まれていく光景を見て、ちょっと驚きます。しかも湯の成分があちこちに付着して黄色くなっています。この辺でちょっとニヤリとしてしまいます。お湯は薄く濁った感じで、黄色の湯の花のようなものがちらほら見うけられます。
露天風呂は岩風呂風の造りで、内湯とは異なり黄褐色の鮮やかな湯がなみなみと張られています。内湯よりずっと濃い感じがします。舐めてみるとものすごく塩辛くしかも苦みが口に残ります。これははっきり言って不味いです。湯に浸かった感じは、浸かるほどに湯の成分が皮膚に染み込むように感じられるようでとても心地が良いです。
露天は若干加水されているようですが、循環も濾過もされていないようで、すばらしいと感じました。内湯は濾過された上、かなり加水もされているように感じました。外観からは想像もつかないほど十分に満足できるお湯です。湯量が豊富なので、近々近くの老人福祉施設に引き湯されるようです。それにしても、温泉巡りの一湯目にここを選んでしまったのを後悔しました。後が物足りなく感じてしまいますので、これからの訪れる方は最後の方に廻ることをお勧めします。(1999/03/18/AM10:30)

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