登喜和荘

あまり期待しないで立ち寄りましたが、私ここが大変気に入ってしまいました。田舎臭さ丸出しというかＢ級というか何とも形容に困りますが、宿の雰囲気、お風呂の雰囲気がとても良いです。お風呂は内湯×１と混浴露天×１があります。

内湯は６～７人程度が入れる長方形のもので外がコンクリ、内側が木でできています。木の表面に焦げ目をつけているせいかお湯自体も黒っぽく見えます。湯は温めながら感触の中々良い弱食塩泉です。気泡も結構身体にくっつき気持ち良いです。湯の注ぎ口で泡がパチパチはじける音がしていました。この湯がはじける音を聞きながらとっぷりと湯船に深く浸かっていると、ほんとナントも言えないくらい心地の良いものです。

露天は一旦、内湯を出て庭をつっきった所に何故か”ちょうちん”とともにあります。脱衣所もなく、混浴ですので昼間は女性にはちときついかも知れません。

木製の浴槽が２つあり、その一つには人が一人は入れる丸桶があります。その桶に源泉が直接注ぎ込まれており、一人占めで入っていると気泡と湯の花と新鮮な源泉に触れられます。あまりの心地よさに３０分ぐらいぼおーっとしていました。この温泉私には「半出来」ではなく「上出来」でした。（1998/10/23/PM1:30）

この桶の中（左の写真）に一人でゆったり浸かっていると、もう極楽気分です！！。

泉温	：43度C	pH	7.2	成分総計	mg/kg
色	：薄濁透明	臭い	：やや土っぽい臭い	味	：塩味

泉質	：含塩化土類ｰ弱食塩泉（緩和性低張性温泉）
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