白鳥山温泉


白鳥山温泉 「喜楽苑」 大人:1,500円    
  :分析表:掲示なし
:無色透明 臭い :無臭 無味  
               
白鳥温泉にある2軒の旅館のうちの一つですが白鳥山温泉と名乗っています。かなり小奇麗な旅館ですが湯治部もあるようです。お風呂は内湯×2と露天風呂×1です。いずれも離れた所にありますので、3回着替えをしなければなりません。
まず硫黄泉が張られた内湯は8人程度が入れる広さの浴槽があり、ガラス面が大きくとってあるので、とても明るくきれいです。そして源泉は硫黄泉であったと思われる無色無臭無味のお湯が湯船に満たされています。何でも炭で濾過しているらしいですが、温泉の成分はまったくといっていいほど感じられません。何でわざわざ手間暇かけてそんな事するの?といった感じです。
露天風呂は混浴で洞窟風呂風の造りになっています。10数人が入れる広さで、ここもかなり成分の薄められた硫黄泉もどきが注がれています。ぬめり感が若干あり温泉を少しは感じますが、本来のいわき湯本温泉からはかけ離れたシロモノです。

もう一つの内湯はもともとの鉱泉が沸かしてある浴室で一応湯治用ということになっています。ここの湯はまずまずです。源泉はやや酸味があり、微量の赤い湯の成分が見うけられます。加熱後の入浴感は特別な感じはしませんが、昔からある鉱泉なので湯治で浸かるべき湯なのでしょう。それにしても入浴料1、500円は高いなあ。(1999/01/07/AM10:30)


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