高湯温泉


高湯温泉 「旅館ひげの家」 大人:500円   PM0:00-PM3:00
源泉名 :高湯温泉「仙気の湯」:(福島市町庭坂字高湯16番)
泉質 :酸性-含硫黄-カルシウム-硫酸塩温泉(酸性硫化水素泉)
     
泉温 :47.4度C pH 2.8 成分総計 1,569mg/kg H2S:148.8mg
:青み白濁 臭い :硫黄臭 :酸味    
 
久々の高湯温泉です。最近評判の良い「ひげの家」の湯を借りることにしました。お風呂は内湯×1と露天×1(貸切り可)があります。今回訪れた時は露天は貸切り中で、内湯にのみ入湯しました。
浴室に入った瞬間ちょっぴり驚きます。浴室はすべて真新しい木で出来ており、勿論浴槽も木製でまだ改築して日が経っていないのか木の色も新しいです。木の臭いと硫黄の臭いが微妙にブレンドされており、鼻孔をやさしく擽ってくれます。浴室の約1/4が浴槽となっているため、浴室が広々した感じがします。

浴槽は7〜8人が入れる四角いもので白濁のやや青みがかった湯が溢れています。濃いと言う感じの湯ではありませんが、久しぶりの本格硫黄泉に出会いとても気に入りました。少しですがぴりりとした感触もあります。そして何よりも湯量と浴槽の大きさのバランスが良いので新鮮な源泉を常に味わうことができます。料理もいいらしいので一般受け必至の宿と言えるでしょう。(1999/06/05/PM3:00)


以前立ち寄りで来た時は白濁でしたが、今回は青味透明のお湯でした。1つしかない露天風呂「星見風呂」に入りました。ここも木造の浴槽で4〜5人が入れる広さです。川の方へ開けており対岸は林なので、川面を渡ってくる風が心地よいです。特別良いというようなお風呂ではありませんが、取りあえず時流にあわせて露天を造ってみましたといったところでしょうか。
今回「ひげの家」に宿泊しましたが、予想通りなかなかのものでした。料理は品数も多く会席料理風のもので、手の込んだものも多いです。この宿泊料金でこの料理は納得できるものです。館内も細かいところまで気配りされており、好き嫌いはあるにせよ好感のもてるものです。従業員の態度もよく、高湯温泉の中では宿泊すすならここをお勧めします。玉子湯、安達屋に過去宿泊しましたが、泊りごこちはこちらが断然良いです。
また、今回お湯が青味透明だったこともありますが、湯の感触が誉めすぎを覚悟でいうと草津の湯にとても似ていました。それにしても湯花がほとんどなかかったので、湯花は除去しているようにも思われました。また気温が高かったせいもあり、湯量を押さえて適温にしていました。それでも熱めのお湯ではありました。

今回あらためてゆっくり入りましたが高湯温泉の硫黄臭はかなり強いようです。湯から上がったばかりの子供たちが部屋に戻ってくると、硫黄臭が部屋中に広がりました。こんなことは今まであまり経験したことはありません。H2Sが148.8mgというのも納得です。(1999/08/17/PM5:00)


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