○○温泉「個人の湯小屋」

ここまでたどり着くまでのアプローチが凄いです。砂利道の狭い林道のような道を数キロ走った上、最後のカーブはスイッチバックをしないと車ではたどり着けません。よくこんなところに湯小屋を造ったものだと感心してしまいます。ここは個人のお方の所有の湯小屋で、オーナーの方の特別許可を頂けることができ、運良くお風呂を借りることができました。（感謝です）

お風呂は1つだけで５～６人が入れる広さがあります。浴槽の下にパイプが通してありそこからぽこんぽこんと湯玉が上ってきており足元自噴風の状態になっています。おそらくすぐ下の川底にから源泉が湧いておりそれをそのままパイプで引いてきているのではなかと思われます。

お湯は少しだけ青味がかった白濁したもので、硫黄臭がします。とろみ感のあるお湯で入り心地はとてもよいものです。とろーりとしたお湯にぼけーっと浸かっているとシアワセを感じます。ここは共同浴場というより、個人の方が仮の住居として使用しているような感じでした。(2005/04/30/PM2:00)　