あすなろ温泉


あすなろ温泉 「あすなろ温泉」 大人:350円   AM8:00-PM10:00
源泉名 :掛落林温泉
泉質 :ナトリウム-塩化物泉(食塩泉)
  :(弱アルカリ性高張性高温泉)    
泉温 :63.8度C pH 7.86 成分総計 11,160mg/kg    
:黄色味透明 臭い :アブラ臭 :塩味+薬味+アブラ味      
 
旅館部もある典型的な津軽の温泉銭湯です。ここは珍しく別料金で砂湯もあるようです。お風呂は内湯×2と露天×1があります。浴室に入った途端何かが鼻をつきます。そうだ、これはアブラ臭だ!かなり本格的なアブラ臭です。浴槽はぬる湯とあつ湯に」分かれており、ぬる湯は10人ぐらいが入れる広さで、あつ湯は5〜6人が入れる広さです。
ここのお湯もぬめり感がありぬるつる感が強いです。お湯の感触がとても良いです。あつ湯の浴槽にとっぷり浸かって鼻の先まで湯面を近づけると、芳しいアブラ臭が鼻孔に直行し、えもいわれぬ快楽を味わうことができます。今のところ津軽でのアブラ臭NO.1のお湯だと思います。全国に10人ぐらいはいると思われるアブラ臭ファンにお勧めです。
この温泉妙に気に入ってしまい、素泊まりすることにしてしまいました。ここには実は露天もついており、行ってみました。驚いたことに露天風呂にはテレビがついていました。夜遅く暗がりの中テレビを見ながら露天風呂に入る不思議さよ。お湯からは何とアブラ臭。不思議な不思議な組み合わせでした。また、翌朝露天に入ると正面に岩木山、右手にテレビという面白い取り合わせを前にしてとっぷり湯に浸かることができました。
また、歯を磨こうとして部屋の洗面所の栓をひねると何とアブラ臭がするではありませんか。どうやらお湯は源泉そのものが出てくるようです。また、お風呂つきの部屋もあるようですので、そちらは狭い浴室・浴槽だと思われますので、思う存分アブラ臭を嗅ぎながら浸かることができるかもしれません。アブラ臭でむせかえるような空気の中でお湯に浸かる。アブラ臭ファンににとって夢のような世界かもしれません。(2000/08/12/PM7:00)

久しぶりに「あすなろ温泉」を再訪してみました。今回は温泉仲間数人とオフミを兼ねて、お風呂付部屋に宿泊してじっくりアブラ臭を堪能するのです。今回宿の駐車場に着くなり異変に気がつきました。駐車場の側溝からアブラ臭が漂っていないのです。部屋の浴槽にお湯が溜まるまで、大浴場の方のに入ったのですが、これがまたほんのりとしかアブラ臭が感知できません。お湯もぬるめでかなり加水されているような感じです。以前はもっと臭いもお湯も濃い感じがしたのですが・・・。露天は内湯よりはアブラ臭が香りますが、以前のような強力な臭いではありません。うーん、どうしちゃったんでしょうか。これだとアブラ臭目当てで日帰りでここを訪れてしまうと、失望してしまう人が続出してくるかもしれません。
部屋付きのお風呂に源泉を張ります。こちらは以前のような濃厚なアブラ臭が香ります。どうやら源泉が薄くなってしまったのではないようなので一安心です。お湯を勢いよく注ぐたびに、強力なアブラ臭が立ち昇り頭が少しくらくらしてきます。うーん、アブラ臭中毒患者にとっては堪らない臭いです。お湯もかなり熱く、そのままでは入れません。加水するのは嫌なので、少しずつ源泉を投入し適温になるまで待ちます。その間は宴会モードが進行中です。(笑)宴もたけなわの頃、そっと抜け出して浴槽に手を突っ込みます。ちょうどいい温度です。

浴槽いっぱいに張られた源泉の中にゆっくりゆっくり身体を沈めていきます。お湯がざざざーと溢れ出るのと同時に濃厚なアブラ臭がこれでもか!と鼻孔に襲いかかってきます。くーっ!これは堪りません!アタマが変になりそうです。深呼吸を何度して気持ちを落ち着かせます。あああ、気持ちいい!!世界中ではあちこちで紛争してますが、ワタシだけこんなにシアワセで良いのでしょうか?アブラ臭にまみれた恍惚の一夜でした。ああ夢ならもう覚めないで・・・。(2004/05/30/Deep Midnight)


(何度目かの再訪)

 
源泉名 :掛落林温泉
泉質 :ナトリウムー塩化物泉
泉温 :58.3度C pH 7.8 成分総計 10,460mg/kg   (Mg:10.4,Fe:0.2,Br:17.4,I:2.1)
:微黄色味透明 臭い :アブラ臭 :塩味      
 

久しぶりに「あすなろ温泉」に行ってみました。ここは何度も訪れていますが、何と言っても家族風呂のアブラ臭が最高です。今回は「紅月」を貸切にしてみました。(笑)お風呂は二人が入れる広さのもので、アブラ臭の香るお湯が掛流しになっています。まず浴室中にアブラ臭が漂っているのが嬉しいです。
お湯からは更に強力なアブラ臭が発散され、私の体内に埋め込んであるアブラ臭探知機のメーターの針が振り切れそうになりましたよ!いいなあ、この感じ。うーん、久しぶりに本格的なアブラ臭を嗅ぎました。堪りませんね、この臭い・・・。世の中にこの素敵なニオイが嫌いな人も存在するらしいですが、マジで信じられません。アブラ臭を嗅いでいい臭いと思えないなんて何て不幸な人生なのでしょうか。何とも気の毒です。
でもここの施設もせっかくアブラ臭で有名になったにもかかわらず、必死にアブラ臭を隠そうとしているのが信じられません。困ったことに大浴場は大加水しているため、あんまりアブラ臭がしなくなっています。ここの社長はアブラ臭が嫌いな人なのでしょうね。もったいないことです。まあ、こうして家族風呂や宿泊者専用の部屋に付いているお風呂で思う存分このアブラ臭を堪能できるのですから文句は言えません。それにしてもここのお湯は臭いだけでなく、肌触りや浴感も十分にありとても入り心地が良いお湯でもあります。やはり青森県ではNO.1のアブラ臭温泉だと思います。(2007/11/03/PM3:00) 

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