羽州温泉

象潟町の国道７号線沿いにある割と高級そうな感じのするホテルです。温泉の２文字が目に飛び込んできたので思わず立ち寄ってみました。看板には立ち寄り可とは出ていませんが、入浴券の自販機があるところをみると地元では銭湯的に利用されているのかもしれません。ホテルだけあり施設や設備は綺麗で立派です。お風呂は内湯×２と露天×１があります。

浴室に入ってちょっと顔がほころびます。何と臭素臭がかすかに感知できるではありませんか。内湯は熱湯（普通）とぬる湯に分かれておりそれぞれ１５〜６人、７〜８人が入れる広さです。お湯は少し黄色っぽい色のついたものでぬめり感がありかなりぬるぬるします。

またつるつる感もあります。肌触りが滑らかな上湯口からは臭素臭も香るので入浴感は十分にあります。お風呂に入りながら日本海から押し寄せる雄大な波を見ることができるので展望もすこぶる良いものがあります。多分日本海に沈む夕日も眺めることができると思われ、夕方は混むのかもしれません。

露天は５〜６人が入れますが竹で囲いがしてあるため日本海はまったく見えません。どうして？！ここのお湯はかなりの量の茶褐色の湯花が舞っており、内湯より温泉らしい雰囲気を味わえます。ちょっとぬるいですが、ここの浴槽が一番濃いようです。基本的には循環のようですがかなりの源泉も投入されており、まずまず満足のいく一湯だと思います。まったく期待していなかったので、ちょっと儲けた感じです。(2002/05/01/AM10:30)

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