田沢湖高原温泉


田沢湖高原温泉 「民宿ルーム」 (宿泊)
源泉名 :田沢湖高原温泉(1号、2号、4号、黒湯下混合泉)
泉質 :単純硫黄泉(硫化水素型)
泉温 :49.7度C pH 5.1 溶存成分総計 456.1mg/kg   (HS:0.1)
:薄白濁 臭い :薄硫黄臭 :薄硫黄味      
 
温泉仲間の間でとても評判の良い田沢湖高原温泉にある「民宿ルーム」に宿泊してみました。GWだというのにこの一帯はまだまだ雪がたくさん残っていてびっくりしてしまいます。目指す「民宿ルーム」はメインストリート?沿いにあります。表の看板を見る限り食堂を兼ねているフンイキで食堂兼民宿系温泉かな。(笑)
やや年季の入った建物でちょっとごちゃごちゃした感じがしないでもありませんが、内部はきちんと整頓されています。お風呂は内湯×2(男湯)があります。浴室の造りがなかなか良いです。狭い階段を降りていったところに浴室があります。しかも脱衣所一体型の造りで嬉しくなります。
やや暗い感じの浴室ですが、鄙びたフンイキも漂っており温泉ファンには堪らない光景です。ここは源泉を加水もせずそのまま浴槽に注ぎ込んでいるとのことですので期待ができます。大きい方の浴槽は7〜8人が入れるもので通常は「あつ湯」、小さい方の浴槽は3〜4人が入れるもので「ぬる湯」となっているようです。
木でできた浴槽はお湯の成分でコーティングされています。この日は大浴槽のお湯はかなりぬるめになっており、小さい浴槽は更にぬるくなっていました。薄白濁したお湯は少し硬い感じのするもので肌触りは、普通です。特別なぬるつる感はありませんが入浴感は十分にあります。
浴槽の底に白い粉状の湯花がかなりの厚さで積もっています。これをかき混ぜるとほぼ完全に白濁のお湯になります。このマゼマゼは何度やっても面白いです。ぬるい方の浴槽はあまりにぬるくて入りませんでした。
今回は宿泊でしたので許可をいただいて女湯にもチャレンジしてみました。(笑)女湯は内湯×1と壷湯×2があります。こちらの内湯は5〜6人が入れる広さで、男湯とはうって変わってかなり熱めのお湯が張られています。ここのお湯はピリピリ感もありアツアツでしゃきっとするとってもいいお湯でした。
今回は男湯よりも女湯の方が断然コンディションが良いようでした。女湯には更に壷湯が2つもあります。残念ながらお湯は満タンではありませんでしたが、それでもドブンと浸かるとお湯がザザザーと溢れ出て気持ちがいいです。これは毎度の事ながら何度やってもいいなあ。
今回は2食付で宿泊しましたが宿泊料金の割には、かなり充実した内容の料理でボリュームもありとっても満足のいくものでした。(2007/404/27/Deep Midnight)

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